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秋から冬へ
実はここ一週間、ほとんど家を空けっぱなしで
お隣の愛知県は瀬戸市に滞在していました。

といってもいつもの、仲間と運営しているギャラリー関連の仕事のためではなく
2件の「窯焚き」手伝いのため。

いわゆる薪窯の焚き手として。


夏の暑さが引き、冬の寒さが訪れる直前のこの時期、
やきものの業界では窯焚きのシーズン。
薪を燃料にする場合は、外気温や湿度が少なからず影響してくるため本来冬が最も適した季節なのですが
構造上屋外に建てられているために、その寒さには体がかなわない。
ということから、多くの薪窯には春や秋に火が入ります。

昼夜問わず3〜4日火を絶やさないのが一般的なので
大抵は数人がシフトを組んで焚きにあたります。


そんなこんなの事情で、10月にもなるとどこかしこも人手が必要となるわけで‥

普段から「薪窯志向」を公言している僕は、有り難いことに方々から声を掛けていただくことになって
先月末を始めにしてこれまで4件の窯にお誘いいただき、都合がついた2つの窯に参加してきました。


薪窯というものは400年以上前からおよその構造に変化はないものの、
窯のつくりの違いが即、焼き上がりの違いとなることから
それぞれ独自の細かな工夫がされていて、窯によっても作家によっても皆微妙に異なる焚き方をするものです。
だから、まだ自分の“薪”窯というものを持てない僕のような者にはひと焚きひと焚きが本当に勉強になり、経験として蓄積されていきます。

かれこれ5、6基の窯、回数にして10回程度の薪焚きを体感してきたことになるでしょうか。

とりわけ今回、最初から最後まで張り付かせていただいた窯は、
焚いているうちに、自分の理想とする窯に限りなく近いと知れて
収穫が多かった。


いつもお誘いくださる先輩、大先輩方には感謝しきりです。




これまでのそういった経験をそろそろ形にせねば、と
強く思う秋です。




【今後の予定】

益子 秋の陶器市  11/3(水・祝)〜7(日)  栃木県益子町    出店
冬の食卓 展  11/6(土)〜12/6(月)  愛知県瀬戸市 ギャラリーくれい   出展

いずれも詳細は後日。

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by aji-kyuu | 2010-10-27 01:41 | 考える | Comments(0)
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