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和のくにで
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和菓子とうつわ 展

2011.4.14thu ー 19tue
展覧会時間 11:00 − 20:00
酢飯屋ギャラリー

参加作家
安達健
伊藤剛俊
鈴木陽子  (以上、陶)
田巻奈菜  (金属)
富井貴志  (木)
蜂谷隆之  (漆)
wagashi asobi  (菓)
YUI Lab.  (水引)




東京都文京区にある酢飯屋さんを会場に
うつわ屋でありながら、分野業界を横断的に結び付けてイベントや展示会をプロデュースされている うつわ謙心さんが主催する企画展です。

酢飯屋の岡田さん、うつわ謙心の佐藤さんお二方とも、食を舞台に興味深い活動をされています。

その方々と絡み、なおかつこの作家陣の中で展示会に参加させていただけることに、まずは感謝。
正直「嬉しい」が先に立ってしまいます。

とはいえ僕も作家。
この企画にどう応えるか。
このハコの中で、どうコミュニケートしていくか。

考え、作りました。


そんな折にあの大災害。
手は止まりました。

頭と心はすぐにあちらへ飛んでいくし、とはいえ体は動けるわけでもなし。


こういう時に、器を作っているという妙な自意識。
今ここで触っている土がまぎれもなく、あの人々の暮らしをいとも容易く呑み込んでいった大地の、地球の切れっ端であるということに不意に気付いて慄然としたり。



今回の展示会に何を出品できるか、それ以上に
今この時、展示会に向き合ったというそのことが、多分今後長きに渡って僕を支配するのだろうと思いながら
先ほど窯の火を落としました。




和菓子をきちんと、行儀良くいただいた経験すらあやうい僕が、その器を作るのは何かおかしな気もすれど
生まれてこのかたずっと和の文化の中で生かされてきた自分には、自然その文脈が刷り込まれているのだろうし
僕の器作りの根幹にはおそらくその「和」なる思想背景が脈々と注がれているとも自覚されるので
そのままに、いつもどおり作ることを目指しました。


相も変わらず一年ごとに訪れる春を、生成りで感受する。
そんな器が並ぶはずです。



関東圏の皆様、
計画停電も一応の終了。
ご不便も少しずつ解消していくことと思います。

せっかくです。
2011年では一度きりしかない春が行ってしまう前に、それをしっかり受け取って
次の季節に向けて放りましょう。
そうしてまた、時をくるりと回していきましょうよ。
そうでなければ明日がこない。



安達は16日(土)と17日(日)会場におります。
「いやあ、春ですね」
そんな言葉を交わせたら幸いです。
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by aji-kyuu | 2011-04-08 21:30 | 案内 | Comments(0)
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