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淡路の穏やかな冬
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穏やかな家

2013.11.9(土)〜12.23(月祝) *うち土日祝のみ
11:00〜17:00

淡路島美術大学(あわび) HP

出展:
安達健 Awabi ware スタジオキイ 長橋亮 クワクボリョウタ 樂久登窯 

上演:
淡路島在住アトレウス家




現代美術家でやきものブランドも立ち上げて作家活動している岡本純一さんからお誘いいただきました。
『生活道具の展覧会と、その会場を舞台とした演劇プロジェクト「淡路島在住アトレウス家」の上演。』

淡路島にUターンしたかと思ったら、淡路島美術大学と銘打ってアトリエとギャラリーを主宰する岡本さん。
広く鋭い眼と、確たる軸を持って、横断的な思考と柔軟な活動を展開している彼ならではの
本当に興味深い企画です。

セレクトされている作家は扱うメディアこそ違えど、どこかメインストリームからズラしたところでアプローチされている方々。
とはいえ僕も含め皆、おそらくそれは、もの作る行為に対してそれぞれがそれぞれに真摯に、まっすぐに向き合って得られた姿勢。

いち素材やメディアに閉じ籠ることなく思考し、正直な身振りとしてものに落としていく。
そんな作家の作品であり、かつ生活道具であるものたちが構成された会場に、
ギリシャ悲劇の家族をモチーフにする演劇プロジェクトが何らかの時間を与え、
その穏やかに見える家を呼吸させます。


と書きつくりつつも、僕自身どんな展示会になっているのかちょっと想像つきません。
でもそもそも各地幾人かの作家をわざわざひと所に集めるわけですから、どうなるのか?という期待はあってこそ。


実際問題、会場のある淡路島へはひょいと行く気分にはなりにくいものですが
会期最終日、12/23にはアトレウス家の上演クロージングパーティーも予定されています。

昨年訪ねた淡路での夏の記憶は今も鮮明で、もろもろを引っ括めた意味でのあの環境に、
また身を浸したい。
そう思って、僕自身もクロージングに駆けつける算段を練っております。


のんびりゆったりの会期ですので、大きく、穏やかな気持ちでスケジュールを調整して、
ともあれ機会を逃さぬよう十分注意もして、
ぜひぜひお出掛けください。


きっと、良き旅ができるはずです。
どうぞよろしくお願いします。



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by aji-kyuu | 2013-11-16 22:50 | 案内 | Comments(0)
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