<< 灰で焼き締める はるの海をのぞみて >>
茂木がやくもの
b0156116_22542579.jpg

b0156116_22543943.jpg

陶器市からいらっしゃい

2017年4月29日[土]- 5月1日[月]
11:00-16:00

ドライブイン茂木
栃木県芳賀郡茂木町町田21


命は土から生まれ土に還っていく。「土」は私たちの生きる根源です。
その土と共に生きる人たちがこの地に集まります。
土を耕し農作物を育てる農家、それに色を付ける料理人。器をつくる陶芸家。
土と共に生きる三つが一つに重なる三日間。ここにしかない品をご用意してお待ちしています。
この地に訪れた人と、ここに暮らす人が出会い、土が生んだ風景に触れることができれば。
ここが私たちの始まりの場所。「陶器市からいらっしゃい」。
今回は地域の皆さんの協力のもと採取した、土、藁、薪、おが屑、籾殻、炭を使い、
会期中に陶芸家たちが形成・乾燥を行い、簡易窯をつくり、野焼きを行い、地域で生み出す陶を、
展示販売いたします。
昔、地域には自分たちが使うものを、自分たちでつくることが当たり前のように成されていました。
ですが、このような文化は近年無くなってきています。
今回は陶というものをかたちつくってゆきますが、
ドライブインでは、地域で生きるための文化を再構築していこうと考えています。
地域資源をつなぎ合わせ、生きるためのものを生み出す「喜び」を知り、
この喜びを身近なものへと目指すことを。



[陶]
 安達 健
小野澤 弘一
児玉 みなみ
徳山 久見子
成田 真澄
成井窯
二階堂 明弘
長谷川 泰子
増渕 葉子

[農]
大内 明美
大越 敦夫
田中トミ
生井 賢一
生井 信子
生井 ミイ子

[食]
色実茶寮
雨余花
黒猫館
キッチン二階堂
セレンディップ
ハトコーヒー



陶器市で有名な栃木県益子町のお隣に茂木(もてぎ)という町があります。

大部分は山間で、谷に充てて集落が点在するようなつくりのそこは、
近代化によって拓かれた益子のような町とは異なり、自然発生的に暮らしが営まれ
結果として「町」と括られたことが容易に想像できる地域です。

「ない」ところに理屈で価値を付加していくのではなくて、
「ある」という前提のもとに、潜在的な価値を掘り起こそうとしていく、
そういった文脈を持ってかの地に分け入っている『ドライブイン茂木』の面々に今春も混ぜていただき、
僕なりの「土地読み」をやきものの方法論でもって試みます。

かつてどこの生活にもあったはずの「ありもの」を組み合わせることによる創造。
足下を掘り返して素材とし、田畑ではねるものをまた素材とし、
それぞれの性質をよく見立て、組み合わせ、新たな生活の品に昇華させる。
すべての貴重な「財」を余すところなく戴くための知恵を、もう一度積み上げる試みです。

具体的に言えば
茂木町町田の皆様から持ち寄っていただいた
土、木、籾殻、おが屑、藁などを使って、野焼き土器をその場で焼成していきます。
同時にその場で新たな土器も手捻りして、会期中に、またこれも焼いていきます。

この土地の材(財)での野焼きは当然ながら初めてで、どのようにできるか分かりませんが
作品的な成功だとか失敗だとかではなく、
この野焼き行為自体が、ものを作ることだけに留まらず、何かを生むきっかけになるはずと考えています。
地元の方々と、縁あって集った我々と、たまたまにおいでくださったお客様とで、
やいのやいのとやれたらいいですね。

安達の普段の仕事ももちろんお見せします。

ランチやパン、コーヒーにお菓子なども気持ちの入った美味しいものばかり。
飲食にも満足いただける自信があります。

益子の陶器市と比べると、短い期間ではありますが
ぜひ春に笑う山々を越えつ、ぜひお立ち寄りください。
お待ちしています!


b0156116_22544936.jpg




[PR]
by aji-kyuu | 2017-04-26 22:25 | 案内 | Comments(0)
<< 灰で焼き締める はるの海をのぞみて >>