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器をうつわとして
平成30年が刻々進んでいます。

間も無く大寒。
冬も着実に極まってきました。


岐阜から移ってきて早二年。
現在の地である神奈川県下での初個展です。



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安達 健 陶展
ー「盛る」を愉しむうつわ ー

2018.2.3 sat - 12 mon
11:00 - 19:00
(最終日17:00まで)

sumica 栖(神奈川県横浜市)



やきものであることと、うつわであること。
どちらか一方ではなく、その高次の両立を目指して十年になります。

やきもので云えば、自然の摂理と我が心身の作為。
うつわであれば、道具としての機能性とオブジェクトとしての演出性。
どこにこの一点を穿つことができるか、と。


すべてはより良く食べ、より良く暮らすため。生きるため。

仰々しいようでありますが、言ってしまえば「美味しい」のためです。


そんな陶器を、小ぶりなサイズ中心に、
黄、緑、茶、淡緑など灰釉で仕立てたシリーズ
灰や紫がかった長石釉のシリーズ、全般並べます。


私安達は、2/3、4、10、11、12の五日間在廊予定です。

中華街や横浜ドーム、山下公園そばの会場です。
どうぞよろしくお願いします。



伊賀地方の原土を精製しながら、
葉形、舟形、角形など、
盛りどころを考えた様々な形のうつわをつくる安達さん。
懐石料理の考え方を、食卓に持ち込むことで、
「盛る」愉しさを新しく感じさせてくれます。
是非ご覧ください。





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by aji-kyuu | 2018-01-18 21:48 | 案内 | Comments(0)
ホームページに内容追加しました。
怒涛のごとく過ぎていった十日間。

平成30年もこうして、びゅんびゅん暮れてゆくのでしょうか。


年末年始の休みを利用して、久々にホームページを更新しました。

「もくじ」に二つ、項目を追加しています。


「予定」
今後出品を予定している主な展覧会を半期ずつご紹介しています。
まだ未定なところ、変更なども出てくるかもしれませんが、どうぞご参考くださいませ。

「取扱」
また、問い合わせの多い陶器の扱い方について、可能なかぎり詳しく記してみました。
実際個体差もあれば、使用感覚には個人差がつきまとうわけですが、
自身の器を毎食のように使用している作家僕なりの感性と解釈で、説明しました。
最終的には使用者様ご本人の感覚でお付き合いしていただくのが最良には違いないので
その手助けになればという項です。


いずれも、都度更新していくことになりますので
時折チェックしておいていただけますと幸いです。



よろしくお願いします!


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by aji-kyuu | 2018-01-10 21:14 | 案内 | Comments(0)
差しつ差されつ
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にっぽんの暮らし 展
お酒をたのしむうつわ

2017.12.27(wed.) - 2018.1.8(mon)
11:00 - 19:00
  *12/31,1/1のみ18:00まで

代官山T-SITE GARDEN GALLERY(東京都代官山)

安達健 岡崎慧佑 奥絢子 片瀬和宏 岳中爽果 松永圭太 森本仁 ヨシノヒトシ



足に手に霜焼けのうずきが出始めました。
眠る前のハンドクリームが欠かせない空気となってきました。

なんだかんだと慌ただしい季節です。

そんな2017年、平成29年の締めくくりにして
2018年、平成30年の幕開けに際し、
一年ぶりにまた、代官山の蔦屋さんでのイベントに参加させていただきます。

「にっぽんの暮らし」と題されたT-SITEの催しに
普段からお世話になっているうつわ謙心さんの計らいで出品します。

今回のテーマは「お酒」
この時節、様々にいただく機会の多いお酒を、より楽しむためのうつわが8名作家の解釈で並びます。

安達は、日本の暮らしに馴染む普段使いの酒器はもちろん、こういった機会だからこそ使いたい酒器、
それから、この季節の酒肴に用いたい食器を持ち込む予定です。


僕自身、うつわの研究会にて「酒器」についても掘り下げようと取り組んでいる昨今。

文学や音楽ばかりでなく、様々な文化を発信する代官山T-SITEにて、
酒を呑むという日本の聖俗極まれる文化に対し、僕なりの提案ができたらと
土にまみれる師走です。


初日27(wed),30(sat),1/7(sun),8(mon)の四日間在廊します。
押し迫っている頃とは思いますが、うつわの他に様々な年賀ものが並ぶようです。
ぜひお使いものついでにでもお立ち寄りください。


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by aji-kyuu | 2017-12-11 18:32 | 案内 | Comments(0)
香港に和食器を
冬が深まるのを感じます。
何かが押し迫ってくるようなひと月が今年も始まってしまいました。

そんな本日から参加している展示プロジェクトのお知らせ。


日日和器 HibiWaki

2017.12.1(sat.) -2018.2.28(wed.)
香港藝穗會 FringeClub(香港中環下亞厘畢道2號)
日日和器FB

[冬季出展者] 
安達 健 岩下宗晶



海を越えて、香港での企画です。

一年を春夏秋冬4期に分け、それぞれ二人ずつの日本人作家が作品を展示販売するこの企画。
その最終組、冬季に出品しています。

会場はカフェや劇場、イベントスペースなど複合的な文化施設、香港フリンジクラブ。

私安達は、香港での初めての出展ということで
普段の仕事が総覧できるような内容の食器を並べていただいています。

全く想像もできない、有るともしれない香港の文化の地平に
安達の食器を投げ込みました。

この「和器」が、和食器文化の文脈をどっさり背負っている我が器が、どう受け取られるか。
怖いようでいて、少し楽しみです。


覗くことのできる方は限られているかと思いますが、万一タイミングが合うような方は、ぜひ。
会期長いです。
よろしくお願いします。

ちなみに僕安達はお店に立てませんので、悪しからず。


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photo by YumikoMiyahama



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by aji-kyuu | 2017-12-01 21:45 | 案内 | Comments(0)
まち並みに佇む
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FIELD MUSEUM SA.NU.KI 2017

2017.11.10(fri.) ,11(sat), 12(sun.)
10:00 - 16:00
  
引田の町並み(香川県東かがわ市引田)
フィールドミュージアムSA.NU.KI実行委員会


出展者(会場並順)
さとうゆき 宮内知子 服部竜也 蠣崎マコト 富山孝一 冨本七絵 竹内紘三
松本光太 森岡英世 井倉幸太郎 落合芝地 安藤由紀 安達健 佐藤玲朗



四国は香川県。
その東端に位置する引田という地域は古くから醤油や手袋、和三盆糖などの製造で栄え
今もその趣を残す建物、路地が程よい距離感で集まっているところ。
その町並みを活かして、様々な作家の展覧会を構成しているのがこのフィールドミュージアム。

地元で活躍する作家たちが実行委員会を組み、企画、出展作家選考、運営までをされていて、
今年で10回目の開催とのこと。
僕安達は、昨年一回の休みを挟んでこれで3回目の出展。

この展覧会の最も大きな特長は、とにかく各展示の質が高いこと。
各地で乱立してきたクラフトフェアや町おこしイベントとは一線を画し、
質を求める強い意志が実行委員から感じられ、そこに応える力のある作家が顔を揃えます。

特別な観光地でもなければ、いわゆるスター作家が結集するわけではないですが
ひっそりと風情を漂わす旧家お屋敷に、密度の高い作品が並び
きっと豊穣な経験を得られるはずです。


安達健は駅に近い側の会場吉原邸を使わせていただき、
関東以西でなかなかお見せする機会を作れなくなってしまっている陶器、
今取り組んでいるものを全般的に展示し、
僕の考える美味しい食の場をあらためて提案します。


近辺の方はもちろん、遠方の方も秋のご旅行として不足無い文化を感じる土地ですので
ぜひお出掛けの上、吉原邸へお立ち寄りください。

よろしくお願いします。



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by aji-kyuu | 2017-10-28 20:13 | 案内 | Comments(0)
甘い季節
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甘味をたのしむうつわ 展

2017.10.11(wed.) - 17(tue.)
10:30 - 20:00
  

会場:銀座三越7階 リミックススタイル
企画:うつわ謙心
甘味:sasuga琳 和菓子薫風

参加作家●●●
安達健 岡崎慧佑 岳中爽果 前田直紀 加藤育子



すっかり秋です。
朝晩「冷えるな」と腕をさすることも少なく無く、水に温みを感じる日も出てきました。

べたべたする夏を過ぎ、微細な音や香りに気付くようになると
にわかに果物や根菜が売り場へと溢れてきます。
コーヒーやお茶も温かいものが嬉しくなり、
それらをゆっくり愉しむ時間も自然増えていきます。
素材が充実して、心身調ってくれば
食事はもちろん、おやつだって断然美味しい季節。
そこに来てこういった企画をいただきました。

秋に恒例となっているメンバーで、銀座にて。

今回は陶磁、木工のうつわのほか、甘味の出品もあります。
蕎麦屋のプリンや特製どら焼きなどなど。

うつわ謙心さん企画ではお馴染みの石目調灰〆シリーズの新作や、
灰釉系のシリーズの銘々器、
共に並ぶプリンにはもちろん、羊羹や焼き菓子に合わせたうつわも提案していきます。


私安達は初日11日と14日のみ在店します。
デパートですので営業時間は長いですが、作家在店は基本12:00-18:00ということです。
お気をつけください。


よろしくお願いします。




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by aji-kyuu | 2017-10-02 17:24 | 案内 | Comments(0)
重ねる食事に向き合う
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安達 健 陶器展

2017.9.8(fri.) - 17(sun.)
11:00 - 19:00
  

* 13(wed.)休み。
* 最終日16:00まで。


knulpAA gallery(東京都練馬区石神井町1-21-16)



港町に住み始めて一年が経とうとしています。

器を作るという仕事も、夫婦二人での生活も
落ち着くには十分と思われる時間を過ごしながら、
しかしそれぞれに、嬉しき事も、悩める事も、さざ波のように休みなく打ち寄せ
凪いだ一日は一向に見当たらないまま、また、秋の石神井個展を迎えようとしています。

そんな慌ただしき日々を送っているのは、なにも僕だけではないでしょう。
皆、それぞれの場所でそれぞれの時を、右に左に揺られ揺られつやり過ごしていることと思います。

その中でも、我が家について唯一自信を持って言えることは
「食事の充足」。
もちろんさして特別凝った料理を食べているわけでもないし、
強いこだわりを持った食材を使っているわけでもない。
ただ、ささやかに、つつましやかに、ちょっと時間を掛けて、ほんのちょっと手間を掛けて
飯と汁と菜を二、三品。
そして、日毎、品毎に取り合わせる贅沢な器たち。


冷蔵庫が心許なくて質素に済ます日もある。
帰りが遅くてスーパーの惣菜に頼る日だってたまにある。
でも、器でもって「食事の充足」は支えられる。


少なくとも僕はそれを信じていますし、本展はそれをお伝えする機会と捉えて臨もうと思っています。



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いつもの食事。当たり前の食卓にて。
冷蔵庫に残る煮ものでも、昨夜とは少し違った姿に盛り付けたい。
道すがら買って帰った揚げものでも、それに合わせて盛り替えたい。

日々を重ねる器づかい。


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ちょっといい日の食事。少しばかりしつらえた食卓にて。
季節の変わり目を慶んで受け入れるために、旬のものを品良く盛り付けたい。
あの人の生まれた日をささやかに祝うために、好物を丁寧に盛り合わせたい。

その日を持ち上げる器づかい。




なお今回、展示会の開催に際し特別企画を用意しました。


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「盛る楽しさを伝える食事会」

9/9(sat.)17:00-
たべものやITOHEN(石神井町2-13-5)
参加費 ¥3,240
10席限定 完全予約制

本展のテーマ「盛ること」に着目してDELICATESSENとEAT-INのお店ITOHENのお料理を
私安達が展示しているものと同じ器に盛って、ささやかにもてなす重陽の食事会。

*ご予約方法、イベント詳細はknulpAAのHPにて。

ーーーーーーーーーー



さて、本展示会の中身ですが
最近注力している小さめの銘々皿鉢を中心に、緑、茶、黄の定番の灰釉ものや
今回新たに淡緑と名付けたすっきりした灰釉、
昨年までのグレイッシュな長石釉に加え、紫がかった粗土の長石釉ものも準備しています。

相変わらず食器を軸に据えて、酒器や花器もいくらか。

安達の在廊日は、9/8,9,10,11,12,15,16,17の八日間。


どうぞよろしくお願いします。



cooked by ITOHEN photographed by TAKEHANA Yasushi
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by aji-kyuu | 2017-08-16 23:11 | 案内 | Comments(0)
盛ることの楽しみ
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細長いうつわ 箱形のうつわ 展

2017.6.24(sat.) - 30(fri.)
11:00am - 7:00pm 最終日 5:00pm

うつわPARTY(東京都目黒区駒場2-9-2)

安達健 伊藤叔潔 馬野真吾 平厚志 橋口信弘 古川桜

いつものお料理を違った顔に見せてくれる
テーブルに新しいリズムを生んでくれる
お洒落でたのしい、細長いうつわ、箱形のうつわたち。
小さなものから大きめまで、6人の作家さんたちが考えてくれました。



この数年、石膏型を利用したうつわ作りを少しずつ少しずつ展開してきました。
僕の展示会の中に、ろくろの円運動ではどうしても表現できない様々な形が増えてきたのはそのためです。

これはけして「ろくろ造形に行き詰った」といった理由からではなく、
はたまた、「バラエティに富んだ形を作りたい」といったものでもない理由からのことでした。

”食器”を考える上で、数年来一つのしるべとしてきた懐石において、
その食器としての本懐は器形にはなく、盛りどころの形にありました。

いつもと同じお料理を違った顔に見せたいと思う時、
よく言う違った色、雰囲気の器に差し替えるだけでは不十分で
それよりもむしろ、色や雰囲気が似通っていたとしても、違った盛りどころのある器に替えることが実は最も手っ取り早いものです。

「盛りどころ」とは器における内側のうち、お料理を盛るべきスペースの意。
すべからく食器には、お料理を盛ることで当のお料理も器自体も美しく見える位置、範囲というものがあります。
円形の器の場合、それは一般的にやはり円形に設定されているのですが、
同じものを同じ量盛るのに際して、本来その盛り方はけして一通りではないはずで
例えば円形の皿に盛られたものを長皿に姿良く盛り替えてみると、
自然、盛り方は横方向に広がり、そのお料理の顔が一変します。

細長い器、箱のように角の深い器などは意外な表情を引き出してくれる格好のアイテム。

そんな盛りどころの面白さを意図し、石膏型を介して作り出した食器を、今回様々に並べるのです

展示会テキストにもあるように、テーブル上でのアクセントとしてももちろん活躍するはず。


安達の在店は24(sat.)のみではありますが、
お会いできた際はそんな「盛りどころ」の話なんかもできたら、と考えていますので
梅雨の空にめげずに、ぜひぜひお越しください。

よろしくお願いします。




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by aji-kyuu | 2017-06-14 21:02 | 案内 | Comments(0)
灰で焼き締める
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安達 健(灰〆)
フクオカ タカヤ(komorebi)
二人展

2017.5.18 thu - 23 tue
11:00 - 20:00 LastDay - 17:00


うつわ謙心(東京都渋谷区渋谷2-3-4)



春から初夏へと、早々に移ろう気配を見せているここのところですが、
良きシーズン。
展示会のお知らせです。

今回は強い思い入れのある展示になります。
僕がまだまだ発表を始めて間もなかった10年近く前、
益子の作家の紹介で知り合ったうつわ謙心というお店。
先方もたった一人でお店を立ち上げてまだ数年だったかと記憶している。
店主さんは僕がどんなコンセプトで、どういったバックグラウンドを持って
うつわ作りに取り組んでいるか、を知り得ないままに
当時の僕が”偶然にも”作っていた一つのシリーズを気に入ってくださり、
自信がないゆえに安易な返事ができなかった駆け出し作家の迷いや逡巡を
あっさり見放すことなく、程よい距離感で見守り、
一歩一歩、辛抱強くその距離を縮め、じっくり、しっかり”仕事”へと組み上げてくださった、
そんな方。

作家として活動を始め10数年。
今思えば、
そのような人としての尊重をもってお付き合いしてくださる方など、正直相当に貴重な存在。
今や百貨店の催事や関東県内各地の展示企画で大車輪の活躍をされている謙心さんとはいえ
当時作家一人一人にそうして向き合うことがいかに困難なことだったか。
感謝しきりです。

そういった一つ一つのお付き合いを積み重ねて、
この度ようやくうつわ謙心実店舗での二人展に到りました。
出会いからこれまで、細くも長く贔屓にしてくださっていた件のシリーズに絞り込んでの展示です。


灰〆と呼んでいるこのシリーズは、
しばしば「石ですか?」という質問を受けるくらいに石目調の表面をしています。
大理石とか、大谷石とか、あるいは墓石などとか。
そうしたザラリと粒立って見える表面は、一見すると「焼き締め」と云われる、
薪窯による無釉焼成作品にも解されるのですが、
実際は植物の灰を主成分にした釉を施したもの。
素材としている土の耐火度が非常に高く、その性質ゆえ、焼成中に釉を吸い込むことがままあり、
吸い込まれた釉が作品表面の粘土成分を熔かし固めている、というのが実態。
ですので、一般的な陶器が割れた時の断面、粘土の胎があって、その外側に釉薬の層があって、
という状態ではなく
その土釉分け隔てがはっきりしていない断面が見られます。
これは、一部の伊賀系の薪窯焼締の表面にもたまに見かける質感を全面化したもの、とも捉えられます。

”陶芸用粘土”の元となる原土を単味で用いる僕にとって、こういうやきものにしたい、
例えば「石のようにしたい」という意識はまず無く
こんな性質の土がある、だからこう形作ろう、こう焼こう、という思考があって
そのもとに生まれるうつわが結果、それぞれにそれぞれの様相を呈するわけであります。
この灰〆シリーズもまさにそれ。

本展では10年近く定番として取り組んでいるこのシリーズを、僕なりに少し発展させるつもりです。
うつわ作家としての姿勢は振らすことなく、かつその際に踏み込みたいと試行しました。
その結果否、経過を、どうぞご覧ください。
食器、花器、ほか暮らしのうつわなど、多くは用意できませんが、様々に展開します。


安達の在廊は
18(木)〜21(日)の4日間のみ。

皐月の過ごしやすい日柄。
渋谷駅からぶらり散歩に、ぜひお越しくださいませ。
お待ちしています。



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by aji-kyuu | 2017-05-08 21:03 | 案内 | Comments(0)
茂木がやくもの
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陶器市からいらっしゃい

2017年4月29日[土]- 5月1日[月]
11:00-16:00

ドライブイン茂木
栃木県芳賀郡茂木町町田21


命は土から生まれ土に還っていく。「土」は私たちの生きる根源です。
その土と共に生きる人たちがこの地に集まります。
土を耕し農作物を育てる農家、それに色を付ける料理人。器をつくる陶芸家。
土と共に生きる三つが一つに重なる三日間。ここにしかない品をご用意してお待ちしています。
この地に訪れた人と、ここに暮らす人が出会い、土が生んだ風景に触れることができれば。
ここが私たちの始まりの場所。「陶器市からいらっしゃい」。
今回は地域の皆さんの協力のもと採取した、土、藁、薪、おが屑、籾殻、炭を使い、
会期中に陶芸家たちが形成・乾燥を行い、簡易窯をつくり、野焼きを行い、地域で生み出す陶を、
展示販売いたします。
昔、地域には自分たちが使うものを、自分たちでつくることが当たり前のように成されていました。
ですが、このような文化は近年無くなってきています。
今回は陶というものをかたちつくってゆきますが、
ドライブインでは、地域で生きるための文化を再構築していこうと考えています。
地域資源をつなぎ合わせ、生きるためのものを生み出す「喜び」を知り、
この喜びを身近なものへと目指すことを。



[陶]
 安達 健
小野澤 弘一
児玉 みなみ
徳山 久見子
成田 真澄
成井窯
二階堂 明弘
長谷川 泰子
増渕 葉子

[農]
大内 明美
大越 敦夫
田中トミ
生井 賢一
生井 信子
生井 ミイ子

[食]
色実茶寮
雨余花
黒猫館
キッチン二階堂
セレンディップ
ハトコーヒー



陶器市で有名な栃木県益子町のお隣に茂木(もてぎ)という町があります。

大部分は山間で、谷に充てて集落が点在するようなつくりのそこは、
近代化によって拓かれた益子のような町とは異なり、自然発生的に暮らしが営まれ
結果として「町」と括られたことが容易に想像できる地域です。

「ない」ところに理屈で価値を付加していくのではなくて、
「ある」という前提のもとに、潜在的な価値を掘り起こそうとしていく、
そういった文脈を持ってかの地に分け入っている『ドライブイン茂木』の面々に今春も混ぜていただき、
僕なりの「土地読み」をやきものの方法論でもって試みます。

かつてどこの生活にもあったはずの「ありもの」を組み合わせることによる創造。
足下を掘り返して素材とし、田畑ではねるものをまた素材とし、
それぞれの性質をよく見立て、組み合わせ、新たな生活の品に昇華させる。
すべての貴重な「財」を余すところなく戴くための知恵を、もう一度積み上げる試みです。

具体的に言えば
茂木町町田の皆様から持ち寄っていただいた
土、木、籾殻、おが屑、藁などを使って、野焼き土器をその場で焼成していきます。
同時にその場で新たな土器も手捻りして、会期中に、またこれも焼いていきます。

この土地の材(財)での野焼きは当然ながら初めてで、どのようにできるか分かりませんが
作品的な成功だとか失敗だとかではなく、
この野焼き行為自体が、ものを作ることだけに留まらず、何かを生むきっかけになるはずと考えています。
地元の方々と、縁あって集った我々と、たまたまにおいでくださったお客様とで、
やいのやいのとやれたらいいですね。

安達の普段の仕事ももちろんお見せします。

ランチやパン、コーヒーにお菓子なども気持ちの入った美味しいものばかり。
飲食にも満足いただける自信があります。

益子の陶器市と比べると、短い期間ではありますが
ぜひ春に笑う山々を越えつ、ぜひお立ち寄りください。
お待ちしています!


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by aji-kyuu | 2017-04-26 22:25 | 案内 | Comments(0)