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茂木がやくもの
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陶器市からいらっしゃい

2017年4月29日[土]- 5月1日[月]
11:00-16:00

ドライブイン茂木
栃木県芳賀郡茂木町町田21


命は土から生まれ土に還っていく。「土」は私たちの生きる根源です。
その土と共に生きる人たちがこの地に集まります。
土を耕し農作物を育てる農家、それに色を付ける料理人。器をつくる陶芸家。
土と共に生きる三つが一つに重なる三日間。ここにしかない品をご用意してお待ちしています。
この地に訪れた人と、ここに暮らす人が出会い、土が生んだ風景に触れることができれば。
ここが私たちの始まりの場所。「陶器市からいらっしゃい」。
今回は地域の皆さんの協力のもと採取した、土、藁、薪、おが屑、籾殻、炭を使い、
会期中に陶芸家たちが形成・乾燥を行い、簡易窯をつくり、野焼きを行い、地域で生み出す陶を、
展示販売いたします。
昔、地域には自分たちが使うものを、自分たちでつくることが当たり前のように成されていました。
ですが、このような文化は近年無くなってきています。
今回は陶というものをかたちつくってゆきますが、
ドライブインでは、地域で生きるための文化を再構築していこうと考えています。
地域資源をつなぎ合わせ、生きるためのものを生み出す「喜び」を知り、
この喜びを身近なものへと目指すことを。



[陶]
 安達 健
小野澤 弘一
児玉 みなみ
徳山 久見子
成田 真澄
成井窯
二階堂 明弘
長谷川 泰子
増渕 葉子

[農]
大内 明美
大越 敦夫
田中トミ
生井 賢一
生井 信子
生井 ミイ子

[食]
色実茶寮
雨余花
黒猫館
キッチン二階堂
セレンディップ
ハトコーヒー



陶器市で有名な栃木県益子町のお隣に茂木(もてぎ)という町があります。

大部分は山間で、谷に充てて集落が点在するようなつくりのそこは、
近代化によって拓かれた益子のような町とは異なり、自然発生的に暮らしが営まれ
結果として「町」と括られたことが容易に想像できる地域です。

「ない」ところに理屈で価値を付加していくのではなくて、
「ある」という前提のもとに、潜在的な価値を掘り起こそうとしていく、
そういった文脈を持ってかの地に分け入っている『ドライブイン茂木』の面々に今春も混ぜていただき、
僕なりの「土地読み」をやきものの方法論でもって試みます。

かつてどこの生活にもあったはずの「ありもの」を組み合わせることによる創造。
足下を掘り返して素材とし、田畑ではねるものをまた素材とし、
それぞれの性質をよく見立て、組み合わせ、新たな生活の品に昇華させる。
すべての貴重な「財」を余すところなく戴くための知恵を、もう一度積み上げる試みです。

具体的に言えば
茂木町町田の皆様から持ち寄っていただいた
土、木、籾殻、おが屑、藁などを使って、野焼き土器をその場で焼成していきます。
同時にその場で新たな土器も手捻りして、会期中に、またこれも焼いていきます。

この土地の材(財)での野焼きは当然ながら初めてで、どのようにできるか分かりませんが
作品的な成功だとか失敗だとかではなく、
この野焼き行為自体が、ものを作ることだけに留まらず、何かを生むきっかけになるはずと考えています。
地元の方々と、縁あって集った我々と、たまたまにおいでくださったお客様とで、
やいのやいのとやれたらいいですね。

安達の普段の仕事ももちろんお見せします。

ランチやパン、コーヒーにお菓子なども気持ちの入った美味しいものばかり。
飲食にも満足いただける自信があります。

益子の陶器市と比べると、短い期間ではありますが
ぜひ春に笑う山々を越えつ、ぜひお立ち寄りください。
お待ちしています!


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by aji-kyuu | 2017-04-26 22:25 | 案内 | Comments(0)
はるの海をのぞみて
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織りと器と盆栽と、 展

2017年4月20日(木) 〜 23日(日)
午前10時 〜 午後6時

8Kギャラリー A(横浜市金沢区瀬戸17-9)

安達健(陶器)
古田土照子(織り)
舟木るみこ(カード織り)
三村寛(盆栽)




桜は満開。
春だ春だと浮き立つ心をチクリと戒めるような数日の冷たい雨を経て
いよいよ「春だ」。

昨年同所で開催した展示会を今年も重ねさせていただきます。


妻の実家のご近所、氷取沢に7軒ほどしかない宅地に偶然お住まいだった、ものづくりに精を出すお二方と
そのご縁で参集した方との前回、そして今回。

「ものを自らの手で作る」という意味において、
真摯なお人。
純粋な方々。
目的は様々でも、「あれをこうしよう」とか「こっちがよいのでは」とか
自らと相手を思い、凝らす心には全く偽りもなく違いもなくて
そのことに改めて気付き、
自分のやっていることの意義や、核たる精神みたいなものを省みる。

春という季節にいただけるこの機会に、感謝。

今年もわくわくのぞみます。

僕安達は終日店頭に立っておりますし、
会期中全日13時〜15時にはお抹茶の点て出しもいたします。


金沢八景駅そばのビル5階。
この一年で様変わりしつつある風景の中にあって
まだそこからは湾がのぞめます。

造成を階上から見遣りつつ、市民の森に囲まれていまだ変わらない氷取沢からの春風を感じに
ぜひお越しください。



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by aji-kyuu | 2017-04-12 20:58 | 案内 | Comments(0)
はるのもりへ
横浜関内の三人展、最初の連休が終わりました。

三者三様の土への理解とアプローチがややもすると混濁しそうなくらいに充満している展示会。
あえて「うつわ」という見地に立ってみると面白いかもしれません。
まだもう一週間ありますので、ぜひお越しを。
僕は25(土)に在廊する予定です。
よろしくお願いします。


そして時は四月へと入ります。
次回展覧会のお知らせ。


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うみやまはる
SHONAN SPRING EXHIBITION Art+Craft×SYOKU-YABO

2017年4月1日(土) - 2日(日)
10:00 - 16:00

SYOKU-YABO(横須賀市芦名2-1700)
facebook page

潮風が流れ
新緑が薫るアトリエから
Art+Craftが集う
湘南 春の展覧会



この展覧会は葉山の作家さんからお誘いを受けて、僕自身も運営に関わらせてもらっているイベント。
今年で開催2年目の湘南の新しい動きです。

この地域はかねてより作り手の多いところ。
その中でも「はる」ともいうべき、まだ駆け出しで、ゆえに芯から兆すものを感じられる作家を集めた本展です。

会場となるSYOKU-YABOはこの辺りでは知られた気骨ある農園食堂。
その活動内容も気になるところですが、なによりここ、ロケーションが素晴らしい。
まさに山を分け入って出た先に広がる畑。
その向こうに小屋。
森に抱かれた秘密の園。

sugar spaceと呼ばれる木造の小屋の中で6名の作家と菓子職人が展示販売をします。

赤星瑞紀(金工)
安達健(陶器)
神永匡崇(木工)
コナヤ(カナモノ)
マエダカオリ(ガラス)
ombrage(植物装家)
山山(山のおやつ)

落ち葉を踏み踏み、木漏れ日を額に受け、けもの道をぐるりと巡り、
春の世界の美しさを、僕らの作品と、人気の定食とともに楽しんでいただけたら本望です。

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by aji-kyuu | 2017-03-20 22:22 | 案内 | Comments(0)
土を焼くもの
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境 道一 / 八田 亨 / 安達 健 土のうつわ 展

2017年3月18日(土) - 27日(月)  *定休日22日
11:00 - 19:00

sumica栖(横浜市中区山下町90-1)

土味にこだわりながら、新しい陶のスタイルを見せてくれる三人です。




時折ふと、自分のしている仕業について引きで考える。

土を掘り崩して、水に戻して、再び日に当て水を飛ばして、それを捏ね繰り、火によってかたちを留める。
ただ、ひとえにそれだけ。
はたして僕は、どれほどに意味のあることができているのだろうか。

ただただ、ひたすらに土と向き合う、作業につぐ作業。
唯一胸を張れるとしたら、そこに面した我が身体。

本展でご一緒するお二人もおそらくはそういうモチベーション。
奇をてらったり、技をひけらかしたり、自己表現なんて滅相もない。
土が体を通ったのです。


陶器に限ったことではないですが、
パッケージングに注力される傾向の一層増す中にあって、こういったものに出会う機会は間違いなく減っています。
近年珍しくなりつつあるセレクションの展示会。
ぜひ覗いて欲しいです。

僕安達はこの一年余りで展開してきている型を使った灰釉シリーズを、緑、黄、茶と揃えるつもりです。

型を使うとなると、かたちに目を遣っているように思われるかもしれませんが
少なくとも僕の型ものは土や灰在りきの造作であり、意匠です。
比べ見ていただき、使っていただければ分かるはず。


安達は18(土)、19(日)、25(土)の三日間在廊します

横浜中華街のすぐそば。
ちょっとしたお出掛けついでに、お立ち寄りください。
よろしくお願いします。





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by aji-kyuu | 2017-03-01 23:30 | 案内 | Comments(0)
aglaia 輝きの季節に向けて
代官山での展示会はこの連休いっぱいの9(月祝)まで。


そこに続けざまですが、来週末からは青山のお店に出品します。


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日々の器 展
2017年1月13日(金) - 21日(土)  *15日は休み
11:00 - 20:00

aglaia INTELLECTUAL AND COMFORT(東京都港区南青山6-6-22 TRD南青山1階)

安達健 片瀬和宏 小林千恵 白石陽一 都築明




勝どきにある花屋さんが、青山にコンセプトストアをオープン。
その記念展として、私安達も少量ですが出展します。

代官山の展示とは異なるシリーズ、灰〆の板ものを並べていただく予定。

ちょっと分かりにくいところにあるようですが、カフェ&バーも併設されていたりなど、面白そうです。
会期中安達は在店しませんが、ぜひお立ち寄りください。


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by aji-kyuu | 2017-01-07 23:49 | 案内 | Comments(0)
年末年始は本の森へ
師走も半分に差し掛かりました。
街へ出れば、去る年の足音が勢いを増してきた感のあるこの頃。
こんな季節にも、展示会です。

うつわ謙心さんが毎年手掛けている年を跨いだ企画。
テーマは「にっぽんの暮らし」


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にっぽんの暮らし展 2017
〜新年を迎えるうつわ めし碗・土鍋・めんぱ〜

2016.12.28wed - 2017.1.9mon
11:00 - 19:00 *年末年始多少の前後あり。要確認。

代官山T-SITE GARDEN GALLERY(東京都代官山)

安達健 岡崎慧佑 片瀬和宏 岳中爽果 田中大喜 中尾雅昭 塩澤佳英





私安達は画像下段真ん中の長石釉蓋碗など、飯碗を数種類出品予定です。
定番のものから、ちょっと特別な日に使いたいものなど。
にっぽんを美味しく食べる器を提案します。

新たな年を迎えるにあたって、左の手にしっくり収まる新たな飯碗を。
12/28、29、1/9の三日間僕も在廊しています。
本の探しものついでに、ぜひお越しください。

よろしくお願いします。



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by aji-kyuu | 2016-12-13 16:34 | 案内 | Comments(0)
そうだ、京都に行こう
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向付のある風景 基(motoi)器 展

2016年12月2日[金]−8[木]
10時 - 18時 *最終日16時迄

古美術瀬戸(京都府京都市)

安達 健 一久堂 江口 智己 片岡 誠 新道工房 田中 大喜 額賀 円也 松永 真哉


テーマを語り、メッセージを伝える懐石の花形、向付を食卓に投げ入れると
「いつも」が「とっておき」になります。
うつわを基(もとい)する作家たちが描く、向付のある風景。
食の器の展示会です。




かれこれ3年以上前から、足元の脆弱さを感じて立ち上げに参加し、
現状中心的な役割を担わせていただいているうつわ勉強会基での初の関西展です。

当初から会での研究の軸となっている懐石、とりわけ向付というものを
旧きいにしえの文化、とか、縁のない茶道の世界のこと、と限ってしまわず、
その目指している理想、踏まえられている文脈だけでも家庭に、日常に持ち込めないかと最近考えています。

そもそもその道筋を、と参画した本勉強会。
掘れば掘るほどに底は知れず、探ることそれ自体を目的化してしまいそうになる中
今自分が本当にやるべきは、この学びをどう社会に出力していくか、今に結んでいくか。
思いを強くしつついたところに、仲間の一人、田中大喜さんの計らいでこういった機会を得ました。


作家は、単純な意味での生産者ではありません。
かといって、研究者でも終われません。
ですから、このように研究の成果を個々人の感性と身体でもって形に生み表そうとします。
その披露の場、展示会はそれゆえ時に完成形とは言い難いものであったりします。
逆を言えば、展示会というもの、お客様という立場の皆様と何らかの誕生を共有するものであるはずです。

基は、そして本展は
そこをこそ見つめ、そこに正面から取り組んでいます。

向付というたった一つの器に込められているこのくにの思想や文化的背景、
それの昇華した生活哲学はきっと今の僕らに響き、明日の誰かに届くものです。

皆様と共体験できましたら幸いです。

晩秋の京都。
きりっと美しいことでしょう。
ぜひお運びください。


安達在廊日  12月2日[金]、3日[土]、4日[日]、5日[月]

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by aji-kyuu | 2016-11-16 21:37 | 案内 | Comments(0)
秋の只中へ、
ぐずついた空が雲を変えたら、急激に気温が下がり、
空気が入れ替わりましたね。
早々に冬の記憶すら覚まされます。

僕らのような仕事をしていると、
水の冷たさや、手の荒れや乾燥と戦う季節の到来。
来たかあ、と首をすくめて身構える気持ちと
あの、「さむさむー」とヤカンの湯気が立つストーブに手をかざす、他とない心地よさを思い出すこの頃。


海沿いの我が家の周りの木々はみるみる色を変えていて、
葉が落ち切った枝ぶりも目立ってきています。

とはいえ関東でも南方。
風が冷たいのを除けば、暖かな方なのでしょう。
北関東、あるいは地元の人に言わせると南東北と称してもあながち間違っちゃいない彼の地は
とっくに冷え込んできていることと想像します。

その地、栃木県茂木町で春に続いてこの秋もイベントに参加します。



「秋。陶器市からいらっしゃい」

開催日時 /
11月4日[金] 11:00 ー 16:00 
5日[土] 11:00 ー 21:00 *17:30から「Drive Inn Motegi BAR」営業
会場 /
ドライブイン 茂木・栃木県芳賀郡茂木町町田21

[陶]
安達 健・徳山 久美子・成田 真澄・成井窯・二階堂 明弘・増渕 葉子
[農]
大内 明美・大越 敦夫・生井 賢一・生井 園子・生井 ミイ子
[食]
磯部 直美(菓子)・落合 正昌(パン)・風間 寛・田中 智昭・網川 明子・二階堂 明弘・町田 夕子(珈琲)
[本]
町田 泰彦

問い合わせ / Tel. 0285-81-5006[雨余花ウヨカ]



もちろん、今回も隣町では益子陶器市が開催している期間中。
ここ数年、様々な意味で飽和状態にあるように感じられる陶器市から
半ば逃れるような形で立ち上げられたイベント。

そんな僕も、中心となる雨余花さんのスタンスや、そこに集う人々の色合いに共鳴するものがあって
陶器市に復帰することなくこちらへ。

春の開催では、やはり陶器市に憔悴した方々が逃れてきたり、逆にあえてこれをのみ楽しみに来てくださった方々も。
僕自身期待以上にとても快い数日を過ごすことができました。


秋はどうだろうな。
きっと景色も全く違うだろうし、(春はちょうど目の前の棚田に苗が植えつけられている時期でした。)
違う時間が流れるだろうな。

「土」をキィにして、また2日間の桃源郷が立ち現れます。
ぜひぜひドライブにお越しください。
良い秋の休日が過ごせることと思います。


*お車でお越しの際は、ナビに茂木町町田25と入力されますとスムーズです。駐車場は十分にございます。


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by aji-kyuu | 2016-10-31 17:25 | 案内 | Comments(0)
秋の夜長に
朝晩の気温が「寒い」ともらしてしまうくらいに下がるようになってきました。
つい先日まで、夕餉のビールに喉を鳴らしていたのに
その気もおきないこの頃です。

そんな、いよいよ秋も深まりつつあるこの時期に、これぞという展示会です。



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お酒をたのしむうつわ展

2016.10.20(thu) - 25(tue)
11:00 - 20:00 *Last Day -16:00


うつわ謙心(東京都渋谷区)

参加作家 …………
安達健 岡崎慧佑 加藤育子 岳中爽果 前田直紀




これまでうつわ謙心さん企画のこのメンバーで毎年テーマを変えつ重ねてきた展示会。
今年は『お酒』を楽しみます。

僕自身、はっきり申しまして、お酒は好きです。
毎日、ビールなら一缶。
焼酎ならロックで一杯。
日本酒なら盃に三、四杯。
量は要らない。

お酒の場が楽しくて、とか
酔うのが気持ちよくて、とか
ではなく、
ただお酒が好きなのです。

味わいや薫りはもちろん、
米や麦などから醸成するその人間の叡智と技術には敬服しますし、
お酒を取り巻く文化ともいうべき様々に積み上げられてきた趣向には、掘れば掘るほどに感心させられます。
その一端を器が大きく占めていることは、言うまでもないこと。
時に、お酒が好きなのか、酒器が好きなのか、分からなくなっている方も見受けられて
でもその楽しそうな背中は、羨ましいとすら思います。

先の個展でも酒器をお探しの方々が何組かいらっしゃいました。
残念ながら会場に並べてはいなかったのですが
そこに用意しなかったのは、この企画に今の僕の酒器のすべてを注ぎたかったから。

また、うつわ勉強会 基という活動名義の下、重ねている酒器の研究は未だ道半ばではありますが
その経験も少なからず活きていることでしょう。

5人展ですので、点数としては多くはないものの、ぎゅっと絞って力入れております。


会場は毎年使わせていただいていた酢飯屋・水道ギャラリーではなく、青山学院そばのうつわ謙心にて。
僕安達は初日20(thu),23(sun),25(tue)の三日間在廊します。

ぜひ秋の夜長、美味しい肴と美味しいお酒とおいしい器を求めに、お出掛けください。
よろしくお願いします。


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by aji-kyuu | 2016-10-09 21:46 | 案内 | Comments(0)
銘々器
今年も秋の気配が朝晩そくそく立ち上がってきました。
この季節です。


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安達 健 陶器展

2016.9.10(sat) - 19(mon)
11:00 - 19:00

*14(wed)休み
*最終日は16:00終了


knulpAA gallery(東京都練馬区)



年始から横浜の妻の実家への居候が続いていたわけですが、
このほど晴れて我が工房兼住居を得ることができました。
まだまだ十分と言える状況ではありませんが、しばらくここで生きていこうと決めました。

それがついひと月前のこと。

このタイミングで、5年以上前から唯一毎年個展をさせていただいているギャラリーでの展示会となります。

制作環境が無い、ということはやはり想像以上に苦しく、
上手く呼吸ができないというか、心にパーツが足らないというか、
これまでに経験したことのない、なんとも危うい感覚で居ました。
やや急いだ感もあり、けして万全な環境ではないものの
それでもこうして、作業を始め、繰り返すことで、作る場が日毎できてゆき
あの本巣で8年余かけて積み上げた我が工房の空気が戻ってくるのは、とても嬉しい。

ああ、僕という人間はこういう仕事だったのだな、とあらためて確認するこの数週間です。


先日、お盆参りを兼ね、半年前まで生活していた家を訪ねました。
正確には家が在った場所を。
もうそこは僕が出ることをもって取り壊し、今は更地。

建屋はもちろん、見慣れた庭木や石、花はそこに無く、
まだ膝丈には満たない、けれども青々とした若い草が一面にそよいで、
そして、なによりそこが広かった。

あそこで暮らした日々はまるで夢のように跡形が無く、
ただ、隣近所のおじちゃんおばちゃんは相変わらずの顔で歓迎してくれて、
切ないとか、懐かしいとも違う、なんとも不思議な心地になりました。

それとともに、あの時気付けなかった幸福と感謝が心中を満たします。

今告知を打つこの地が、そういう場になるだろうか。
まだ見えませんが、そうであってほしい、そうしたい。

その第一歩になる本展です。


さてようやくここから内容。

今回は「銘々」をテーマに、小さめの器を中心に並べようと思っています。
以下DMテキストより抜粋。


その碗は今日も明日もあなたの器、
あの鉢は今日のあなたへの今日の器。
代わりのいないあなたを見守る属人器と
あなたの揺らぎや移ろいを受け容れる銘々器。
どちらもあなたの存在を確かなものとする、食の場の装置。



こんな意識で、新たな工房から生まれ出る器を受け取っていただけたら。

安達の在廊は、
9/10(sat),11(sun),12(mon),15(thu),16(fri),17(sat),18(sun),19(mon)
要はほぼ全日。


よろしくお願いします。




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by aji-kyuu | 2016-09-03 19:49 | 案内 | Comments(2)