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小さきうつわを
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四寸皿 展

2015年 11月6日(金)〜14日(土)
11:00~19:00 (最終日17時まで)
会期中無休
うつわParty(東京都目黒区駒場)

安達健、志村和晃、平厚志、長谷川奈津、古川桜、山野邊孝




最近は様々な展覧会で大きめの器が好まれます。
七寸から八寸といったところ。
卓の真ん中にどかっと容れたり、あれこれ盛り合わせたり。
その便利さや、彩る楽しさはよくよく分かっているつもりです。
ただ最近の僕はそれに反して、小さき器に目が向いています。

四から六寸の皿や鉢。
色々なものを少しずつ、だったり
銘々に盛り分けたり。
その食材に合った調理。
その料理に合った器。
あるいはその相手に合わせた盛り付け。
そんなどちらかと言えば古風で非効率的な考え方は、その実この国の風土に根ざしたいわゆる和食の文化だと思うのです。

先の個展でもそれを一つのテーマにしていました。

そこにきて、この企画への出展。
考えは深まります。


今回は皿に絞っているので、
取り皿、醤油皿、おつまみ皿に漬物皿etc...とのことですが
僕の他5名の力ある作家さんの四寸が集まりますので、
小さきうつわの意義や魅力を知る良いきっかけになるものと思います。

住宅地に溶け込む、けして敷居の高くないお店ですので
ぜひぜひ足をお運びください。


ちなみに画像中僕のうつわは左下。茶灰釉のもの。
よろしくお願いします。
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by aji-kyuu | 2015-10-31 23:04 | 案内 | Comments(0)
座して居る
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フィールドミュージアムSA・NU・KI 2015
― 工芸とまち並みを巡る展覧会 ―


会期:2015年 11月6日(金)、7日(土)、8日(日)10:00~16:00
会場:引田のまち並み(讃州井筒屋敷・旧山田医院・笠屋邸・煙突広場・商店跡・旧松村医院・吉原邸・山本醤油)
オフィシャルHP


昨年初めて参加させていただいた、うどん県香川の風情あるまち並みを舞台にした同時多発形展覧イベント。
今年も呼んでいただけることになりました。

蔵、漆喰白壁、板塀、瓦屋根。人間のサイズに合わせた家並み、道幅、スケール。
そういったまち並みの美しさ、懐かしさ、新しさはもちろんのこと
このイベントは個々の展示のクオリティの高さが最大の魅力だと思う。

ネットや雑誌を主にしたメディアで取り上げられる物や人はどうしても同じようなところに限られてしまう昨今。
特にここ数年はその傾向がより顕著に、増幅スピードも恐ろしく上がっているように思われます。

ただ、物はそもそも変わらぬ日常の中で、当たり前ではあるけれど、人によってその人のペースで生まれていくもの。
その前提を再確認できて、なお「此処にも確かにあるんだ」という“当然”に嬉しくなる。
去年はそういった刺激の場となりました。

ものを作る人はもちろん、
今できているかはともかくとして、日常に美的な「よろこび」を投げ込みたい方は
ぜひお出掛けください。

今年は12会場20作家。
展示と合わせ、多くの会場で作品の販売もされます。

僕安達の展示場所は讃州井筒屋敷・離れ
今の自分にぴったりとも言うべき、正しいスケールのお座敷です。
多様なうつわにて座敷をしつらえる、そんなイメージでのぞみます。
もちろん3日とも会場に居りますので、よろしくお願いします。

「座辺身辺」。
最近友人に教えていただいた、今しっくりくる言葉です。


晩秋の讃岐ですから、食も本当に楽しみ。
昨年は牡蠣に鰤に。
朝はうどん。

この時期の旅行に最適な四国。
お待ちしています。
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by aji-kyuu | 2015-10-27 19:42 | 案内 | Comments(0)
体感こそ
少し先になりますが、日頃お世話になっている瀬戸の森の食堂庭禾さんにてワークショップを開催させていただくことになりました。


以下、ご存知ないという前提でご説明します。

今回トライしていただくのは、一般のやきものより低い温度で即席に焼く方法「楽焼き」
燃え盛る小さな窯の中に作品を入れて、数分後に窯の蓋を開け、熱々のところを取り出します。
普段は目の当たりにできない、焼くことによる科学変化を体で感じとることができる貴重な機会です。
 
ワークショップの最後には、その焼きたての器を使って庭禾にてお茶をいただきましょう。
 

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具体的に。
2種類の色の土による素地(すでに器の形になっています)、4種類の釉薬の中から
ご自身で好きなものを選び、それらに釉薬を施すところからやっていただきます。
その後は窯の様子を見ながら、タイミングを見計らって作品を入れて、出して。
ご自身の加減によって、その時その場でしか作りえない「楽焼き」の器ができあがります。
 

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自分の手の触れたものが、目の前の窯というハコの中で大きく変化して、
それに自分の手が再び触れて新たな何かが生まれる。
その感触は一番原始的な感動だと思います。
庭禾にて初冬の午後、一緒に火を囲み、テーブルを囲みましょう。
 


『にわかやきもの教室 −楽焼きワークショップ−』
 
【日時】 2015年11月21日(土)13:00~17:00  *受付 12:45~
【講師】 安達健
【作る物・内容】 小カップと豆皿、土2種類・釉薬4種類
【参加費】 4,000円(おやつ&お茶付き)*自分で仕上げた小カップと豆皿をお持ち帰りいただけます。
【参加定員】 10人
【対象】 高校生以上、経験不問
【持ち物】 軍手、タオル、熱やススで汚れてもよい服・靴をご用意ください(ニット製品×)
【場所】 山水ラボラトリー内 庭禾(瀬戸市穴田町291)*駐車場あり
【お申込み方法】 下記のお申込み先まで以下の内容をご連絡ください。
1.参加する日程 2.お名前 3.電話番号 4.メールアドレス 5.参加人数
 【お申込み先】 下記アドレス・TELまでご連絡ください。
mail info☆niwakalife.com  ←☆を@に変えて送信してください。
TEL 090-1667-0178(堀田)
 
☆少人数制となっております。直前のキャンセルは、できるだけお控えいただきますようお願いいたします。
☆お申込みは安達(090-1742-8748)へしていただいてもOKです。このブログへのコメントでも可。

 


この食堂庭禾の主、堀田麻衣子さんは本当に気持ちのよい料理家さん。
いい素材を最小限のアプローチでちゃんと料理に昇華してくれる確かな腕と舌ばかりか、
人としても、穏やかながら時に芯の強さを垣間見せる素敵な方。
これまで一緒にイベントを運営したり、瀬戸では度々頼ってきました。
また、なにより僕にとって大切な場を演出してくれた恩人。

なのでこういう形で関われることが、シンプルに嬉しい。

今回のワークショップへの参加はもちろん、食堂へもぜひお出掛けいただきたいです。
ロケーションも四季それぞれに味わい深いはずです。
営業日を確認してからどうぞ。


ではご参加お待ちしています。
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by aji-kyuu | 2015-10-19 20:59 | 案内 | Comments(0)
この秋を喫す
もうすでに水道の水は手を冷やし、
布団は厚くなりました。

秋が深まってきています。


そんなお出掛けシーズン。

二件の展示会に参加します。


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パンとスープをたのしむうつわ 展

2015.10.22(thu)-27(tue)
11:00–20:00
酢飯屋 水道ギャラリー(東京都文京区)

参加作家:安達健/岡崎慧佑/岳中爽果/前田直紀/加藤育子
主催:うつわ謙心


毎度お馴染みの酢飯屋さん。
ここ数年この時期に恒例となっている、うつわ謙心さん主催での同様のメンバーによる企画展です。

そろそろスープが恋しい季節となってきました。
もちろん僕ら作家の器を使ったランチも限定でご用意いただきます。

我ながらパンや焼き菓子なんかが一番似合うのじゃないかと思っていた灰〆シリーズと、
参加作家のお一人である木工家加藤育子さんのお宅からいただいた薪ストーブの灰を釉にした黄灰釉シリーズを出品します。

実はこのメンバー、昨年のこの時期は大磯でのイベントにて展示会させていただいてきました。
今年から場所を変えて。

一方その大磯でも‥

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TOKAI4陶芸展
おまっちゃしましょ@大磯vol.2


2015.10.23(fri)-25(sun)
10:30–18:00
東光院(神奈川県大磯町)

出展作家
安達健/安藤志保子/石黒剛一郎/伊藤千穂/岡山富男/加藤輝雄
河内啓/竹下努/遠野秀子/野田里美/前田直紀/正木渉

コーヒーや紅茶のように日々の暮らしでお抹茶をいただく。
そんな時間を楽しむためのうつわを提案します。
奥深いお茶の世界、その入口の入口。
まずは気軽に「おまっちゃしましょ」。



この展示会は秋の大磯に定着してきた感のある大磯うつわの日の中での展示会。

内容は以前常滑でも企画展示した「おまっちゃを楽しもう!」というもの。
今回のメンバーはユノネホウボウからのセレクションです。

僕は少なくともこういう機会でないとできない姿勢で取り組んでいます。
それがおそらく成果として見せられるかと。

大磯の風情あるまち並みを歩いて、老舗や旧家史跡を会場とした展示やイベントをのんびり巡る。
もちろん美味しい地のものもそこここにあるところです。
僕らの展示会場東光院では、土曜に実際の器を使ってお抹茶を喫することもできます。
ちょっとした旅行がてら、秋を感じにいらしてください。



ちなみに二件での安達の在廊は以下。

「パンとスープをたのしむうつわ」  24(土)
「おまっちゃしましょ」  23(金)、25(日)


よろしくお願いします。
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by aji-kyuu | 2015-10-10 22:49 | 案内 | Comments(0)
うつわで食べるということ
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安達健 陶器展

2015.9.12(sat)-21(mon)
11:00–19:00
knulpAA gallery(東京都練馬区)

○ 16(wed)休み
○ 最終日は16:00終了
○ 作家在廊日 9/12,13,14,19,20,21
○ 草木花スタイリング 小林真夕



毎年この時期に開催させていただいている東京個展。
今回で5年目になります。

店主町田さんとは、互いに瞬発力は欠くものの
少しずつ、地道に考えや思いの交換をさせていただいてきました。
そういったものが積み上がってきた感のあるこのところ。
当然ながら、展示会の充実もご期待いただけそうです。


今回は昨年のknulpでの個展から発表していますグレーの長石釉シリーズからアイテム数を揃え、
定番となっている緑灰釉に角ものも用意しています。

また、新たに手に入った灰による穏やかな淡い黄の釉ものもリリース予定。
上画像DMのものはその試作品です。


そして今回は僕の仕事を“やきもの”という側面からはもちろん、“うつわ”という側面から思い、考えていただくべく企図しました。
その意味をより深く理解していただきたい、とのことから
初めて「ギャラリートーク」をセッティングしました。

ギャラリートーク 「うつわで食べるということ」
9/12(sat) 17:00-
参加無料、途中入退場自由



普段僕が使っている素材や道具の紹介はもちろん、
タイトル通り、うつわ、とりわけ食器の側からのもの作りについて、考え方、あるいは日頃考えていることをお話ししたいと思っています。

僕ら作家にしてみれば、どうしても陶(やきもの)の切り口で語りがちな陶器。
それをあえて、盛る料理やその素材、文化的背景などにも踏み込んで、器(うつわ)として提示し直してみます。

ともあれまだまだ道半ば、駆け出しの僕の考えることです。
この機会に意見を交わし、今あるべきうつわ観を編み上げ、共有するきっかけにできればと願っています。



陶磁器を含め、食と食にまつわるものごとは
現代、表面的にはあまりに多様でありながら
その一方、内面的には不自然なほど均質化しています。

そうなってしまった背景には、食を下支えしてきた料理人、食材の生産者、道具の制作者など一種の専門家が
食の内面についてをおろそかに考えてしまっていた、
そういったこともあるのかもしれません。
その反省に立って、陶器の作家としての僕はこういったことに取り組む覚悟を年々深くしております。



とまあ、なんだか難しいことを行うように聞こえそうですが
別段普段の食事のあれこれを器作りの立場から提案させていただくだけのこと。
気構えず、覗きにいらしてください。

よろしくお願いします。
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by aji-kyuu | 2015-08-23 20:35 | 案内 | Comments(0)
コトの真ん中の永続性
初夏のような、いや初夏か。

とにかく爽やかな天気が続いていますこのところ。

少しずつ少しずつ、気温以上に湿度が増して、
梅雨へと傾いていく時期ではありますが
この数年、恒例で開催させていただいているイベントを今年も企画しています。


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ユノネホウボウ2015
—やきものとその周辺—


2015年6月5日(金)、6日(土)、7日(日)
10時〜17時 小雨決行
Mパークと末広商店街ニコニコ広場(愛知県瀬戸市街地)
オフィシャルサイト


せとものの街をつらぬく川沿いにて、東海圏(愛知・岐阜・三重・静岡)のやきもの作家44組が集まり、
『工房から伝えよう』を合い言葉に、仕事場から持ち寄ったそれぞれの今を発信します。
見て、ふれて、知って、さがして、楽しんで…
初夏の空の下、作り手と使い手を結び深める3日間、ぜひお越しください。





2011年に立ち上げて、ここまで5年間主催し続けてきたイベント、ユノネホウボウ

作家が中心となって、その自らの活動と活動環境の向上を指向して発起し、すでに4年を重ね、
大きくも目覚ましい結果はいまだ得られていないものの、
着実にその成果を積み上げてきていると自負しています。

これまで、毎年その開催に際して僕個人の思いや考えを色々な言葉で書き付けてきました。
今読み返しても、一縷の気恥ずかしさはあるもののそこに述べていることについて大方変化はありません。

ユノネホウボウ2014
ユノネホウボウ2013
ユノネホウボウ2012

ですので今回は、違った側面からこのイベントについて語ってみようと思います。

これまでの、ではなく、“これから”のユノネホウボウについて。



「モノ」と「コト」の単純対比を前提に、
今「モノからコトヘ」との、さもありそうな現状分析は様々な場で見られます。
音源よりもライブだと。
高価な買い物よりプチ贅沢な旅行だと。
この業界にも、そう両断されてしまいそうな実状は確かにあります。

陶器をただ置いているだけでは人が来ないから展示会を、
展示会だけでは人が動かないから何か会期中イベントを、とか。
各地で林立するクラフトフェア、陶器市の復権などもそう捉えられうる一面です。
当然、ユノネホウボウにだってその目が注がれていることは自覚しております。

その「コト」の問題として、各分野でも共通の懸念材料となっているのが
その不毛にすら映る非生産性。
「非モノ」であるだけに、一時、その場限りの「コト」として消費される「まつり」性。
これには「コト」を仕掛けている側の人間ならおよそほとんどが危機感を持ち、少なからず行く末の暗さを恐れているはずです。

実際、労に糸目を付けず様々な手段なり技術なりを駆使すれば、今や人は集まります。
でもその盛り上がりは、物質的な意味でも精神的な意味でも一瞬の高まり。
過ぎれば急速に力を失います。

そのむなしさに似たぞっとする感覚というのは主催側だけが感ずることなのかもしれませんが
これに真剣に向き合うと意外にきつい。


では「コト」というのは常に、現れては消え去る泡沫にすぎないのでしょうか。
僕は違うと考えています。

いつの世も、どの世界でも、巻き起こった「コト」の中心には紛れもない確固たる「モノ」が在ったはずです。
「モノ」の周辺、あるいは「モノ」と「モノ」のあわいに「コト」はいつも立ち現れてきました。
何の根拠もなしに「コト」が浮かび上がることはまずなくて、
裏を返せば、「コト」を求めればそのうち、必ず「モノ」にぶち当たります。

イベントは云うまでもなく「コト」です。
時間と空間を結んで場を成し、出来事(=イベント)を起こす。
でもそこの真ん中には「モノ」があり、その後ろには絶対に「ヒト」がいます。

ユノネホウボウはなによりその「モノ」と「ヒト」にこそ目を注ぎ、丁寧に見つめます。
そうありたいと願います。
さすらば「コト」はそこに自然と巻き起こる
と、そう考えているのです。

今回のフライヤーやポスターのデザインを担当してくださったshiisoさんは、そこを見事に表現してくださっています。


「コト」が柔軟さと発散方向のエネルギーを持つ反面で、永続性や信憑性に弱さを合わせ持つ一方、
「モノ」は形、重さに限定があり、内向性を持ちつつも、言い換えればそれは信用だったり、継続的な関係を担保してくれます。

ユノネホウボウというイベント自体は「コト」である故に儚さも孕まざるを得ませんが、
その核にやきものという「モノ」を据え、作家という「ヒト」を立て続ける限りにおいて、
ユノネホウボウは独りでに歩き続けるものと考えています。

軸足は「モノ」です。「ヒト」です。
それらはダイナミズムとは縁遠いけれど、時とともに微に細に変化しつつ、いつも相応の魅力を携えて在り続けます。
そこに依拠し、そこから生まれる「コト」はイベント云々ばかりでなく、何であれ緩やかな形を伴いながらやはり、魅力的でしょう。


ユノネホウボウとは、主客ともに互いの“これから”を「モノ」を差し挟んで探る場です。
その極個人的、小さな単位が繋がり転がりそれぞれの「コト」を浮かび上がらせるのです。

翻せば、「コト」の維持拡大を目的化して、それに縛られ終始するようでは
「モノ」は痩せ細り、「ヒト」は疲弊していきます。

方々から集まるに足る湯之根があり、湯が湧き出るだけの根っこがそこにあるなら、
ユノネホウボウは出来事としてちゃんと成立するだろうし
その意味はあるはず。
あるものだと信じています。


その信念でここまで来て、今年の3日間を迎えます。
そして、これからを見ています。





大変長くはなりましたが、
初夏のせとものの街のユノネホウボウ2015
ぜひお越しくださいませ。
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by aji-kyuu | 2015-05-17 21:55 | 案内 | Comments(0)
花を追って
ここにきて春雨。
一日中霧のようにサーと降っていました。
早々と沸き立っていた庭が昨日今日は大人しく見えます。

近所の桜もだいぶ落ちています。
こちら岐阜はもう終わりかな。

そんな日本の桜のように、僕も東北に上っていきます。


関東以北で初めての個展となります。



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安達健 陶展

4月17日(金)〜26日(日)
12:00–18:30(最終日4月26日〈日〉は16:00終了)
design labo necco sendai(仙台市青葉区)


岐阜で作陶されています安達健さんの
東北ではじめて開催の個展です。
土から作るつくり手。
石のような。土のような。
日常の中に佇む器。
その存在感を五感で感じる器。
はっとして、そこで立ち止り、
そのままでずっと眺めていたい。




昨年秋を最後に、これまで数年間出店し続けてきた益子の陶器市で知り合ったお店。
盛岡や仙台で活動されているデザイン事務所にして、「世の中をより良く」と考える発信基地。
ご主人含め、けして声高ではないけれど、
語るところを信じられる、そういう雰囲気をまとったお店です。

昨年末に駆け足で覗いた仙台という土地にも、そもそも僕は興味津々。
今回何に出会えるのか。

それからこの展示に合わせて、neccoではサウンドパフォーマンスも行われます。

hofli アルバム発売記念サウンドパフォーマンス「十二ヶ月のフラジャイル」
4月24日〈金〉 オープン 7:00 pm/スタート 7:30 pm
料金/2500円[当日別途1drink(500円)ご注文下さい]



このhofliというのはラジオゾンデなどでも知られる津田貴司さんのソロプロジェクト。
実は僕も、東京でお世話になっているギャラリー・knulpAAでの展示で一度津田さんの音楽(音響)を使わせていただいたことがあり
その音や音に対する姿勢に魅かれるものを感じ、
たまたま昨年津田さんとお食事する機会もいただいていました。
そこにきてこの巡り合わせ。

本当に楽しみです。


僕の方はといえば、
画像にあるような灰釉の角ものを中心に並べようと思っております。
design laboですので、いつもより素材と意匠についてを考えたうつわを。

在店は4月24日(金)の午後から26日(日)まで。


春の仙台。
東北近隣の方はもちろん、遠方の方もぜひ。


よろしくお願いします。
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by aji-kyuu | 2015-04-05 22:42 | 案内 | Comments(0)
ユノネホウボウ2015 参加者募集中!
いく、にげる、さる、
いつしか3月も一週間過ぎようとしています。


今年もこの時期が。
作家の皆様へのお知らせです。


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参加者募集中です。
〆切間近。お急ぎください。



今年の開催でついに5年となる、愛知県瀬戸市を舞台にしたやきもののための野外イベント。

僕安達が実行委員会の代表として取り組んでいる活動の一つです。

イベントの主眼は、
やきものの街瀬戸の川沿い広場にて、東海4県の作家がテントの軒を連ね、それぞれの作品とその周辺を展示紹介することで
お客様と対面至近距離でのコミュニケーションをはかること。


作家が自身で自身をアピールすること、
作家がバックグラウンドを明らかにすること、
そういったことに対して、疑問や反意を持たれる方もいようかと思います。
でも少なくとも、すでにある豊かさの時代を越え
一度崩れてしまった双方の共通認識や、共有していたはずの価値観、薄まった信頼関係などを
再度構築し直して、次の時代に繋げていこうという意志と
どこかしらからやってくるのを待つのではなく、自ら、身の周りから動かしていこうという熱意を
胸張って表現していくことは、けして格好悪いことではないし、
それどころかむしろ、本当の意味での明日の豊かさを育てることになる、
そう信じています。


出展作家の募集は来週3/14(土)まで

応募要項、申込書はイベントサイトからダウンロードするなどしてください。
今回は基本郵送による申込のみ受け付けています



遠くから眺めたり、ひとりごちたりするくらいなら
まず飛び込んで、相手にほおり投げることができれば、必ず物事は動きます。

何か思うことがあるなら、ぜひご参加ください。




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ユノネホウボウ2014
〜やきものとその周辺〜

2014年6月6日(金)、7日(土)、8日(日)
10:00〜17:00(少雨決行)
Mパークと末広商店街ニコニコ広場(愛知県瀬戸市)

オフィシャルサイト http://yunonehoubou.jimdo.com/
オフィシャルブログ http://houbou.exblog.jp/
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by aji-kyuu | 2015-03-06 21:39 | 案内 | Comments(0)
明日からです、
正確には本日から。


トークセッションも面白くなりそうです。



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by aji-kyuu | 2015-02-21 00:19 | 案内 | Comments(0)
コンテクスト
b0156116_2121232.jpg僕らのコンテクスト
安達健 白石陽一 陶磁器展

2015.2.21 sat - 3.1 sun
12:00 - 18:00  会期中無休

hase(愛知県名古屋市) HP



型枠だけを用意して、そこに起こる事象
素材だけを用意して、それが起こす現象

つくらずにつくる
つくるべくしてつくる

そんな僕らのコンテクストです。




作家在廊日 21,22,28,3/1



___________

ギャラリートーク『僕らの雑談』
安達健×白石陽一
2.21 sat 15:00 -
作品とそのコンテクストをめぐるトークセッション。どなたでも参加ご自由に。





構想から2年近く。
念願かなっての展示会をお知らせします。



展示会といえば、一般に“作品”を並べそれをアピールする場ではありますが
僕ら作家としては、そうした認識のみで場に臨んで事足りるのでしょうか。


日頃、「作ることはそれ自体考えること」と僕は繰り返しています。

生きていく中で心に去来する思いや考え、生きてきた中で積もり積もった好みや癖、
そういったものが、手を通し、素材と出合い、形を成していく。
ともするとあらかじめ想定された完成形に真っすぐ向かっていくことが“ものづくり”と思われがちではありますが
少なくとも僕ら個人作家のものづくりは、そうしたレールウェイ形ではないのです。
一人の人間が、その諸々を引きずりながら、その時そこで選び得る道を、拓いて歩く。
大なり小なり、そういった営為が作家業と考えています。

であるなら、作家ものの神髄は結果としての作品にではなく、
その拓いてきた道程、前提であったり過程であったり、そこにこそ宿っているはずです。

ここではそれを、作品=テクストに対し、文脈=コンテクストとしました。


コンテクストは目に見えてそこに在るものではありません。
そこに在るものの中にすでに籠るものです。
そこに在るものから常に放たれるものです。

本展はその立場に拠って、
多くの場でないがしろにされているようにすら思われる作家展示の本分を強く意識して開催します。


以上のことから思い切って、僕安達の展示内容は灰〆シリーズに限ることにしました。
広義でのうつわあれこれ。
このシリーズの仕事の成り立ちが浮かび上がるような、面白いものにできたらと
今土に向かっています。


また、ご一緒するのは白石陽一さん。

この企画の発端は、一昨年白石さんのうつわにじっくりと触れたことに始まります。

一見すると白くきれいな型もの。
けれど僕はその奥底からかすかに聞こえる、複雑にして冗舌な作家の言葉に耳を奪われて
その言葉が語るところに自分の言葉がダブるような、不思議な感覚におそわれました。


通常こうした展示会の場合、
違う人が同じものを作っても違うものができる、との手法はよく用いられますが
違う人が違うものを作っても同じところを語れる、という様相にはそう容易く出会えないでしょう。
それが、おそらくは高度に具現されるのが今回です。


このために重ねた打ち合わせは数知れず。
呑みつ、時には録音しつつ。
踏み込んだ話も交わしました。

本来のごく自然な展示会の姿を、ここで一度問い直してみる。
そうした機会になれば、と二人で話しています。


予定調和的な場では得難い、純粋な意味での体験を提供できるような
そんな試行。

これを経たのち、世界の見え方がほんのちょっと変わって見える。
そうなれば本望です。


ぜひここにお立ち会いください。
よろしくお願いします。




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by aji-kyuu | 2015-01-31 01:00 | 案内 | Comments(0)