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北へ南へ
朝晩冷えるようになってきましたね。
その分、朝焼け夕焼けは美しく。

まだ我家の周囲の木々の葉は色付いてきていませんが、
あちらの方ではそろそろ始まっていることでしょう。
この季節です。

益子 秋の陶器市

2014年11月1日(土)~4日(火)
9時頃〜日没  *会場によって異なります。

陶芸メッセ・ましこ 遺跡広場(栃木県芳賀郡益子町)
益子町観光協会陶器市ページ



関東最大。
東京からも直通バスが出るほどに昨今人気が再燃してきている、青空市。
「陶器市」といっても、陶器以外、木工や布もの、飲食などの出店も多数ある一大イベントです。
益子や関東の作家・業者だけでなく、実は日本各地から出店する側も集まってきます。

僕ももうかれこれ7年くらいになりましょうか。
什器もろとも満載の車で車を走らせ
春秋と丘の上の芝生広場にテントを張って、その時々のうつわを並べてきた益子の陶器市。

今回で安達健の出店は最後とさせていただくことにしました。

作家活動とほぼ時を同じくして始めた陶器市の出店でしたが、
まったくのゼロから、たくさんのお客さまとの出会い、たくさんのお仕事
そしてたくさんの作家仲間と繋がることができた
僕にとっては本当に意義深い、思い出深いイベントでした。

遺跡広場ではいっぱい勉強させていただいたし、自分なりに大きく成長させていただきました。
益子と益子の陶器市がなければ、今の僕は無いといっても過言ではありません。
一生の財産となる経験をさせていただきました。

決めてしまうとやっぱり寂しさがふつふつ沸いてきますが、
自分と自分のうつわ、作家活動を、さらなるところへと持ち上げるために
最良のタイミングだと思っております。

毎度お越しくださっていたお客さまや、仲良くしてくださっていた作家の皆さまへは
勝手を申し訳なくも思いますが
ご理解と、引き続き変わらない応援をいただけましたら、有り難いです。


そんなわけで、今回のテントには久々の灰〆も、野焼も
出し切ろうと考えております。

ぜひ、秋の美しい山々と澄んだ空気と、のんびりした時間を
益子陶器市で。
よろしくお願いします。



その一週間後には、一路四国です。

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FIELD MUSEUM SA.NU.KI 2014

日時:2014年11月8日(土)、9日(日) 10:00〜16:00
会場:引田のまち並み(香川県東かがわ市引田)
イベントページ



白い漆喰壁、瓦に、蔵。独特の文化と風情あるまち並みに
いろいろなジャンルの作家が作品を展示して、販売する。
今年で7年目を迎えるまちめぐりのイベントです。

始まった当初から話しには聞いていたのですが、
僕は今年が初出展。
いくつかある会場のうち、僕が出展させていただくのはメインとなる讃州井筒屋敷・与の蔵

こちらでは少し大きめのものを中心に、
蔵の空間を上手くしつらえられたら、と考えています。

なかなか行く機会のない四国ですので、
僕自身楽しみ。

お近くの方はぜひ。





北に南に、ニッポンの秋を
今年は存分に吸い込もうと思います。
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by aji-kyuu | 2014-10-24 19:51 | 案内 | Comments(0)
山に海に
東京石神井での個展から早一週間が過ぎました。
お越しいただきました皆さま、ありがとうございました。
今年も良い場を持つことができました。


さて、そんな日々から間を空けず、只今追い込みをかけている展示会二件のお知らせです。


b0156116_16551285.jpg安達 健 展

2014.10.17(fri)−26(sun)
10:00−18:00  *月曜定休

陶林春窯(岐阜県多治見市)HP





土を干したら、シャツを干す
土を叩いて、豆を挽く
土を漉しては、庭を掃き
土を練っては、米を研ぐ

暮らすことの中から
暮らすことのただ中へと差し出すうつわです。


安達 健



この陶林春窯というお店は、多治見にて美濃地方の作家を、とりわけ若手の作家を応援しているギャラリーカフェ。
ご主人が設計している内装はとても素敵で、
落ち着いた和のテイストを下敷きに、いろいろなシーンをイメージできる空間。
国道から一本入った路地にあるのに、閑静な空気すら漂います。

ここのご主人とお会いしたのは、まだ作家活動間もない頃。
これまで何度となく僕の器を見ていただき、僕の話しを聞いていただき、
その都度丁寧に意見やアドバイスをくださいました。

かれこれ6、7年くらいでしょうか。
今年ようやく個展をさせていただく運びとなったわけです。

きっかけとなった灰〆シリーズを中心に、茶灰釉、緑灰釉などの定番、
そしておそらくは展示会での発表が最後になりそうな長石釉シリーズ。
僕のうつわ作りの全体を見通していただく内容です。

なお今回はこの季節ならではのイベントも企画していただいています。

器×料理 Special Event
『土の恵み』器と自然薯を楽しむ会
10/18(sat)、19(sun) 両日とも各2回
①11:30~ ②13:30~
お料理会費 ¥2,500
*席数限定のため要予約(☎0572-23-2293)


地元東濃の天然ジネンジョと季節のキノコをふんだんに使ったお料理をご用意くださるのはみくに茶屋の河合隆さん。
もちろん僕の器でお食事いただけます。

先日の打ち合わせで試食させていただいたとろろご飯や自然薯の刺身などは本当に滋味深く、
今回は茸採り名人のお父さんによる秋の旬味、お母さん手製のお漬けものなどなど。
どこか僕の器と通底するような、地と時を大切にした食事会になりそうです。

ご予約さえ取れればどなたでもご参加いただけるので、
ぜひぜひこの機会に展示会と合わせてお楽しみください。
会費からしても、かなりお勧めです。

在廊日:17(fri),18(sat),19(sun),26(sun)




もう一件。

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お米がおいしいうつわ 展 〜めし碗〜
2014.10.17(fri)−19(sun) 3日間限定
10:00−18:00  *18日は17:00まで
大磯 JELL architects(神奈川県大磯町)HP

参加作家:
安達健 岡崎慧佑 岳中爽果 前田直紀(陶)  加藤育子(木)



こちは毎年大磯にて開催されている「大磯うつわの日」内の企画展。
今回のテーマは『めし碗』です。
各シリーズの飯碗をずらり並べていただく予定です。

会期中の土日は、会場内が例年通りcafeとしても営業。
また18日(土)には、こちらも毎年ご好評いただいている花生けライブパフォーマンスも開催。

「うつらわ・ば」
〜うつわ・はな・おとの一期一会〜

10/18(sat)
1st 17:30~ 2nd 18:30~
会場:東光院本堂
入場料:¥1,500


僕ら出展作家の花器に大島健吾さん(オオシマ草花店)今井蒼泉さん(龍生派)が花を生け、
koyuさんが音を奏でます。

ライブならではの妙なる時間を体感いただけます。
ご期待ください。




釣瓶が落ちるように、秋です。

山に海に、秋をご満喫ください。
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by aji-kyuu | 2014-10-09 17:59 | 案内 | Comments(2)
実りの季節
久しぶりとなりました。

夏だというのに雨がちな日々が続いて、
草木はどこか詰まっているようで、虫より蛙が跋扈していた庭に
気付けば秋の空気。

小さな花々がそこここに色を開いて、虫の多重奏が厚みを増しています。
掛け布団も寝室に復帰。
いつもに比べると、すとんと季節が入れ替わりました。
秋です。

春に続き、展示会シーズン到来。
手始めは個展です。


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安達健 陶器展

2014.9.20(sat)−29(mon)
11:00−19:00  *最終日は16:00終了
knulpAA gallery(東京都練馬区石神井)HP



東京での初個展から数えて、今年で4回目のクヌルプさん。
お店が移転してのオープニングをやらせていただいてから、もう一年が過ぎたのです。
瞬く間の十二ヵ月ですが、
こうして毎年場を同じくして展示会をさせていただけることは、一人の作家として本当に有り難いこと。

この一年という時間を、自分がどう過ごしてきたか。
何を吸収し、どこを伸ばし、どう成長してきたか。否、変化してきたか。
さながら定点観測です。

振り返ればここ一年は、これまで溜めてきたものがようやく形を結び、
実感として得られるようになってきた、そんな気がします。
まだ結果には到っていないかもしれませんが、手応えと言いますか、
見えてきたものがほんの僅かばかりでも手を伝って落とし込めてきているような。

今回、これまでの土が底を尽きてきたことから
新たな土による新たなシリーズに取り組んでいます。
DMになっている器がそれでありまして、
相変わらず派手さはないものの、土の独特なニュアンスがやきものに現出しています。
これまでの僕のうつわにはあまり見られなかったパリっとした質感。
そこへ僕の手がいかにして関わるか。

クヌルプさんに並べるのが自分自身でも楽しみなところ。

その他茶灰釉の新アイテムも発表します。

ご期待いただける内容になるかと思いますので、
来る秋の味覚を前に、まずはうつわをどうぞよろしくお願いします。

安達の在廊は、
9/20,21,22,23,27,28,29の7日間です。
お待ちしています。
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by aji-kyuu | 2014-09-11 00:01 | 案内 | Comments(0)
晩夏のお山の上のお祭り
台風が過ぎ行きました。

我が家は一部剥がれかけたところがあるものの、無事に耐えました。
ただ、庭の草木や土作りの道具などはあちこち荒れて、今日は午後片付けに終始しました。

今シーズンは蜂が軒深くに巣を構えているようなので、もう二つ三つは直撃するのかな
とお隣さんと心配してみたり。

まあ、避けられるものではないし、やってくるものにこちらは従順に対処するまでですけども。


甲子園もようやく始まり、そんな晩夏の様相がちらちらしてきたこのところですが
イベント参加のお知らせです。


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京都府の最南端。
やきもの関係者なら一度は耳にしたことのある童仙房という地にて、陶芸家の清水善行さんらを中心に開催されているマーケット。
マーケットと言えど、村まつりとクラフトフェアを混ぜたような、当地独特の雰囲気あるイベントです。

僕は立ち上げ当初からお世話になっているのですが、昨年は展示会と重なってやむなく欠席。
今年、二年振りの山ノ上です。

僕は毎回、このイベントに参加させていただく時には“夏休み”という気持ちで出掛けます。

会場がとにかく山の中。
くねくねと細い道を上って、ポンとひらけた集落はまるで別天地。
小ぶりの小学校舎やヒグラシの声、パキッとした日差しとしっとりひんやりの日陰。
ザッと落ちて過ぎる夕立。
どこからこれだけも?というほどに集う人達もなんだかのんびり。
作家も、近所のおじちゃんおばちゃんもゆったりかまえていて、
けれどあっという間に過ぎる一日限りのイベントなのです。

たった一泊なのに、特に何したわけでもないのに、その夏のすべてだったような“じいちゃん家”。
それと似て、どこか真夏の夢のようにすら感じる、山ノ上マーケット


今年も、作家、飲食とも面白い方々が揃うはずです。
ぜひ夏の最後の夢でも見にいらしてください。



山ノ上マーケット
2014年8月30日(土)
10時〜16時  雨天決行
旧野殿童仙房小学校(京都府相楽郡南山城村童仙房三郷田199-2)

イベントブログ
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by aji-kyuu | 2014-08-11 22:59 | 案内 | Comments(0)
パスタにも懐石にも
明日から開催の展示会と再来週スタートの展示会のお知らせ。


b0156116_23353143.jpgパスタをたのしむうつわ展
2014.7.10(thu)-15(tue)
11:00-20:00 最終日17:00
水道ギャラリー(東京都文京区)

参加作家
安達健 奥絢子 岳中爽果 田中大喜 二階堂明弘(陶磁)
加藤育子(木) 三輪周太郎(金属) 

主催
うつわ謙心





お馴染みのうつわ謙心さんによる水道ギャラリーにての企画展です。

今回はパスタ

実はこれまでパスタというものにあまり興味がなかったものの、
ここ一年、暮らしの変化からぐんと食べる回数が増えてきた料理。

いまだ我が家にはフォークというものがないので、
僕のフォーク使いはまあ下手くそなのだけれど、今回はそのパスタの器に挑戦です。


DMには野焼シリーズと灰〆シリーズを載せていただいたのですが
諸事情から野焼が出品できないことになりまして、
灰〆の丸角、それから茶灰釉シリーズを少量ずつ並べていただきます。

酢飯屋さん併設の水道ギャラリーですので、もちろん今回も期間中に特別メニュー『寿司屋のパスタ』が食べられるそうです。
僕ら作家の器で出てくるはずですので、ご期待ください。

安達の在廊は、12(土)のみです。




続いて、
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基 向付 展
2014.7.23(wed)-29(tue)
9:30-20:30 最終日17:00
丸善 日本橋店 3階ギャラリー特設スペース(東京都中央区)

安達健 安洞雅彦 一久堂 上松香織 片岡誠 片瀬和宏
新道工房 寺田鉄平 中西申幸 額賀円也 貫井美保子 
橋村大作 松永真哉 渡辺信史



こちらはつい先日瀬戸で開催した勉強会の展示の東京巡回。

懐石の流れの中の器のひとつである“向付”に絞った展示会。
コースの趣向、亭主のしつらえを最もよく表す、花形の器。

長い歴史の中で、各時代の文化を託されてきた向付を見直してみることから
今一度うつわを考えています。

灰〆をメインに、緑灰釉や長石釉のものなど
僕なりの向付表現ができたと思っております。


こちらは、23(水)、26(土)、27(日)在廊予定。



以上二つの展示会、
それぞれに異なった角度から器へアプローチして、暮らしを見つめています。
ぜひお越しください。
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by aji-kyuu | 2014-07-10 00:19 | 案内 | Comments(0)
暮らしのスケール
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基 向付展
2014年5月31日(土)−6月8日(日)
10:00−17:00
旧旅館 松千代館(愛知県瀬戸市末広商店街内)

日頃ついつい無意識でいた事を、一から見つめ直そうと
年齢・立場の違う作家が集まり研究と実践を重ねるうつわ勉強会「基motoi」。
一年目の活動を踏まえ、向付の展示会を開催します。




日常の中に当たり前に存在しているもの、道具には
当然ながら、あらゆる意味での必然のうちにその姿をしています。

例えば器のサイズ。
それは盛る料理の一人分の量が収まりよいサイズ。
である一方、
折敷(一人用のお盆)に三つ乗り切る程度のサイズであり、
その折敷は一人の座すスペースに適うサイズで、
そのスペースは畳のサイズにより規定されていて、
畳のサイズは建物の在来工法での単位と呼応していて、
それによって家の大きさははじき出され、
それによって土地の区分も為され…

手元のちっぽけなひとつの器が、実のところあらゆるサイズ感との相互関係の下に成立しているということ。
もとを辿れば、人体のサイジングとその即外環境である風土、それに根ざした文化や哲学
そういった要素があり得べき一点において結ばれたかたちが、
今、そこに在るものなのです。


僕の解釈では、このようにものの基本を探り、その基本の基となるものをさらに掘り下げることが
勉強会「基」の目的であります。


一年ほど前に、瀬戸で日頃お世話になっている新道工房宮本さんからお誘いいただき、
その立ち上げに参加する形で活動を開始したうつわ勉強会の、初の独自企画展が今回です。

まだ会自体産声を上げたばかりですし、参加メンバーの意識にも若干のブレがあることは否めませんが、
ともあれ考えるための第一歩を踏み出したところにあるこの活動に
ぜひご注目いただき、応援いただけたら幸いに思います。


この活動がたとえ細くとも、長く続くとしたら
それは僕らの暮らしが、暮らしのまわりが
身の丈にフィットし続けられているということなのかもしれません。

そしてそれが可能になれば、自然あらゆるところのひずみは解消していくことでしょう。

あの問題も、その問題も
もとを辿れば“うつわ”に行き着くのかもしれません。



会期末の6/6〜8は会場ほど近くで
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が開催されています。

どちらか、ではなくて互いを補完する内容です。
合わせてお越しください。

よろしくお願いします。
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by aji-kyuu | 2014-05-21 23:27 | 案内 | Comments(0)
湯の根、源泉でありたい
長い益子出張から戻るや、賑々しい春の日常の忙しなさに呑み込まれて
びゅんびゅん過ぎるここのところ。


開催は来月となりますが、主催者としてここ数年取り組んでいるイベントのお知らせをしておきたいと思います。


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2014.6/6日(Fri).7(Sat).8(Sun)
全日 10:00〜17:00 (小雨決行)
会場 Mパークと末広商店街ニコニコ広場(愛知県瀬戸市)

オフィシャルサイト

主催 ユノネホウボウ2014実行委員会
後援 ギャラリーくれい
協力 (株)中外陶園、末広商店街




b0156116_20554129.jpg今年で4回目の開催。

2011年に作家仲間と立ち上げたイベントが、今回から会場を移し
一層アップグレードして行われます。


出展内容をやきものに絞った、いわゆる野外フェア。

東海圏の作家50組以上と、こだわりの飲食がブースを並べ
それぞれの形で世界観や背景、周辺を見せていくイベント。

ワークショップ、トークイベントなども開かれる予定になっております。


参加者等、内容詳細はオフィシャルサイトにゆずるとして
ここでは、
このイベントの発起人としての思いを書かせていただこうと思います。


あれが無いこれも無い、
環境が悪い時代が悪い、
ぼやいて縮こまっているのも、好転するまでじっと踞っているのも
一つだったのでしょう。

けれど、
無いものを作り、育み
環境や時代をも変えることができる、としたら
まずは身の周りから、ちょっとしたこと、ほんの一歩
たった一人
すべてはそこから始まるわけで

ふと繋がりまた繋がり、
流れ転がり、
途方もないところ、うずたかいもの、たくさんの人々
そこへ結び付けられる
そう思っています。


結果
ちっちゃなコーヒーショップで、
一人背中を丸め大学ノートに単語を書き付けるところから始まったユノネホウボウは、
様々なところ、もの、ひとを巻き込みながら、
4年目を迎えます。




ここに出展する作家は、基本個人で作っています。
それぞれの工房に、日頃は一人こもります。
けれども、扱う素材にもその技法にも、焼くという最終的かつ決定的行為そのものにも
自覚有る無しかかわらず、自分以外のなにがしかの手が入ります。
そして当然ながら、その作品を差し出す先に相手があり、
そもそもがそうした活動を支え、助ける手があります。

だから、
作品はもとより、作家というテント下の個人も
それぞれに二つとない背景を負い、周辺を引き連れて立っているものです。
どうしようもなく、唯一無二、こてこての世界観に浸かっているものです。

それこそが作家ものの醍醐味、
そう思って、むしろそここそを目一杯楽しんで、
また作り手であろうとなかろうと、自分もそんないち個人との理解で
ユノネホウボウというきっかけの場に、よりそうであれるような場へと高める一員としての意識で
参加していただけたら、発起人であり主催者である僕としては幸いです。


どこか同じ方角を向いているように思える人達が、
初夏のほんの一瞬、場を共有する。
ただそれだけだけれど、
それが根として泉として、大樹にも大河にもなりうる。

そんな明日への期待を胸にいっぱい吸い込んで、
きっと会場を後にできるはずです。


ぜひぜひお越しください。
よろしくお願いします。




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by aji-kyuu | 2014-05-11 22:28 | 案内 | Comments(2)
緑の山
庭がもうみるみる。
虫も、草も花も。
用水路に水が引かれました。
田畑の準備が進んでいます。

ろくろびきした生地の乾燥がぐっと早くなりました。
今日の土作りは外で腕まくりしてやりました。

春爛漫。


そしてにわかに慌ただしくなる周囲に、右往左往していたら
もうゴールデンウィークと。

益子陶器市です。



「益子 春の陶器市」
2014年4月26日(土)~5月6日(火)
9:00~17:00
陶芸メッセ・益子 遺跡広場


益子町観光協会



今回ももちろんあの丘の上の芝生にテントを建てて、うつわを並べます。

ここ半年ほど各地で発表してきたものを中心に、
これまでとはちょっと違った雰囲気で提案できたらいいな、と思って準備に勤しんでいます。

同時期、30日(水)までは「方々の豆皿展」も近くのお店で開催させていただいています。
合わせて、ぜひぜひお越しください。



益子は少しゆっくり春を迎えます。

じわりじわり緑が沸き立つ山の里。
心地良い小旅行に、ぜひ。
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by aji-kyuu | 2014-04-18 22:42 | 案内 | Comments(0)
春のにぎわい
世間では新年度となりました。
桜もすでに盛りを過ぎて、庭も遠くの山も一斉に賑わいをみせています。


週あたままでの東京代官山二人展にお越しくださいました皆様、
有り難うございました。

判子作家カキノジンさんとの2度目のコラボレーションは、
刺激もあり、また1度目では得られなかった課題も見えてくるものでした。


さて春です。
イベントシーズンです。
多分に漏れず、展示会も増えてきます。

今月は以下2つ。


b0156116_21263453.jpg豆皿交換プロジェクト
方々の豆皿 セトマシコタジミ 展


2014年4月12日(土)〜30(水)
9:30〜18:00
もえぎ城内坂店 ギャラリーM's (栃木県芳賀郡益子町)

瀬戸、益子、多治見に縁やゆかりの深い作家総勢30名の豆皿、豆鉢など小品が所狭しと並びます。

出展作家
[セト]
安達健 石黒剛一郎 一久堂 伊藤千穂 上松香織
岡山富男 片瀬和宏 新道工房 野田里美 野村晃子 林拓児
[マシコ]
伊藤剛俊 今井梨絵 城田渚 寺村光輔 中園晋作 
中村かりん 長谷川風子 平松龍馬 山野辺彩
[タジミ]
茨木伸恵 犬童南佳子 大森健司 河内啓 白石陽一
呉瑛姫 中島完 野村佳代 榛澤宏 村上祐仁




まずは2年振りとなる益子での豆皿交換プロジェクト

もちろん僕安達が企画させていただいております。

今回はこれまでセト、マシコ、タジミとの間で続けられてきたシリーズの中間報告的展示会。
3地域の若手を一同に展観できる内容です。

豆皿などの掌品は、小さき中にそれぞれの作家性がぎゅっと凝縮された贅沢なものです。
それが30名分並ぶのですから、壮観と言いますか、観る者のテンションはぐっと上がること間違いありません。

この会期後半、益子は陶器市に賑わいます。
作家が並べるテントではそれぞれの世界に没入していただき、
この展示会ではそれぞれの地域性や指向、それをも包含する同時代性など見比べることで見えてくるものがあるはずです。

ぜひ、体力十分で30名のものに向き合いにいらしてください。




b0156116_21305760.jpgPlants

2014年4月12日(土)〜5/6(火祝)
11:00〜17:00
ギャラリーくれい (愛知県瀬戸市)

安達健 阿部未来 一久堂 上松香織 
岡山富男 柴田礼美 栂尾しづく




こちらはギャラリーくれい常設作家による植物のための展示会。

花生、水盤に掛花、植木鉢など
この季節の草花木を暮らしに取り入れる器が大小集まります。

バラエティに富んだ作家陣なので、
充実したくれいになるはずです。





今月2企画。
いよいよ爛漫となる春を、
にぎやかに、そしてはなやかにすごすも一興。


ぜひお出掛けください。
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by aji-kyuu | 2014-04-05 21:29 | 案内 | Comments(2)
私達の+紡ぎ−交わした×その煌き
主催イベントユノネホウボウ2014の参加者募集も〆切。
ご応募いただきました皆様、ありがとうございました。

運営も下準備の段階を経て、具体化。
いよいよ実現へのステップを刻み始める時期となってきました。


そんな中ではありますが、作家として展示会の方もまだまだ精力的に重ねていきます。

今月はこれ。

b0156116_22211332.jpg判子 カキノジン
陶器 安達 健   +−×

2014.3.28Fri. - 4.2Wed.  会期中無休
11:00 - 19:00  (初日13:00 - 最終日 - 17:00)
暮らしの工房&ぎゃらりー無垢里 (東京都代官山) HP


石と土
どこにでもある ただそのものに
ひとつの手と ひと以外の力が働く時
言葉で捉えようのない瞬間に
出会えることがあります。

私達が+紡ぎ−交わした×その煌きが
故に瑣末な道を歩んでいけたらと
心より願います。






お気づきの方もいらっしゃるでしょう。

昨年夏に大阪羽曳野で開催した二人展の巡回、東京展です。


もちろん大阪展で好評だった、教室、ワークショップもそれぞれ開催。



3月29日(土)
1部 13:00 - 15:30
「ガリガリ絵はんこ教室」 講師/カキノジン HP
石を使ったオリジナルデザインのはんこ作り。
15ミリサイズの石にお好きな図柄/文字の印を
専用の道具を使い、おひとつ仕上げます。
ーーーーーーーーーー
受講料  ¥3,150(材料費込)
持ち物  彫るはんこのデザイン画
対象年齢 小学生以上


3月29日(土)
2部 16:00 - 18:30
「やきものワークショップ」 講師/安達健
粘土を成形するのではなく、粘土を焼く体験講座です。
手のひらサイズの器の生地に釉薬を塗り、その場であっという間に焼き上げる。
やきものの焼き物たる核心を即席の小さな窯で体感していただきます。
出来上がった作品(1〜2個)はそのままお持ち帰りいただけます。
ーーーーーーーーーー
受講料  ¥3,150(材料費込)
持ち物  燃えにくい素材の作業用長袖服
対象年齢 中学生以上




いずれも定員制
会場となるぎゃらりー無垢里さんへ直接ご予約ください。
限りがあるのでお急ぎください。
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by aji-kyuu | 2014-03-13 22:11 | 案内 | Comments(0)