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コンテクスト
b0156116_2121232.jpg僕らのコンテクスト
安達健 白石陽一 陶磁器展

2015.2.21 sat - 3.1 sun
12:00 - 18:00  会期中無休

hase(愛知県名古屋市) HP



型枠だけを用意して、そこに起こる事象
素材だけを用意して、それが起こす現象

つくらずにつくる
つくるべくしてつくる

そんな僕らのコンテクストです。




作家在廊日 21,22,28,3/1



___________

ギャラリートーク『僕らの雑談』
安達健×白石陽一
2.21 sat 15:00 -
作品とそのコンテクストをめぐるトークセッション。どなたでも参加ご自由に。





構想から2年近く。
念願かなっての展示会をお知らせします。



展示会といえば、一般に“作品”を並べそれをアピールする場ではありますが
僕ら作家としては、そうした認識のみで場に臨んで事足りるのでしょうか。


日頃、「作ることはそれ自体考えること」と僕は繰り返しています。

生きていく中で心に去来する思いや考え、生きてきた中で積もり積もった好みや癖、
そういったものが、手を通し、素材と出合い、形を成していく。
ともするとあらかじめ想定された完成形に真っすぐ向かっていくことが“ものづくり”と思われがちではありますが
少なくとも僕ら個人作家のものづくりは、そうしたレールウェイ形ではないのです。
一人の人間が、その諸々を引きずりながら、その時そこで選び得る道を、拓いて歩く。
大なり小なり、そういった営為が作家業と考えています。

であるなら、作家ものの神髄は結果としての作品にではなく、
その拓いてきた道程、前提であったり過程であったり、そこにこそ宿っているはずです。

ここではそれを、作品=テクストに対し、文脈=コンテクストとしました。


コンテクストは目に見えてそこに在るものではありません。
そこに在るものの中にすでに籠るものです。
そこに在るものから常に放たれるものです。

本展はその立場に拠って、
多くの場でないがしろにされているようにすら思われる作家展示の本分を強く意識して開催します。


以上のことから思い切って、僕安達の展示内容は灰〆シリーズに限ることにしました。
広義でのうつわあれこれ。
このシリーズの仕事の成り立ちが浮かび上がるような、面白いものにできたらと
今土に向かっています。


また、ご一緒するのは白石陽一さん。

この企画の発端は、一昨年白石さんのうつわにじっくりと触れたことに始まります。

一見すると白くきれいな型もの。
けれど僕はその奥底からかすかに聞こえる、複雑にして冗舌な作家の言葉に耳を奪われて
その言葉が語るところに自分の言葉がダブるような、不思議な感覚におそわれました。


通常こうした展示会の場合、
違う人が同じものを作っても違うものができる、との手法はよく用いられますが
違う人が違うものを作っても同じところを語れる、という様相にはそう容易く出会えないでしょう。
それが、おそらくは高度に具現されるのが今回です。


このために重ねた打ち合わせは数知れず。
呑みつ、時には録音しつつ。
踏み込んだ話も交わしました。

本来のごく自然な展示会の姿を、ここで一度問い直してみる。
そうした機会になれば、と二人で話しています。


予定調和的な場では得難い、純粋な意味での体験を提供できるような
そんな試行。

これを経たのち、世界の見え方がほんのちょっと変わって見える。
そうなれば本望です。


ぜひここにお立ち会いください。
よろしくお願いします。




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by aji-kyuu | 2015-01-31 01:00 | 案内 | Comments(0)
土を想う
秋は風とともに過ぎ、地面からそくそくと冬の冷たい匂いが上ってきます。
立冬ですね。

東では山の色葉と朝霧と、西では内海の幸と朝うどんと
いつにも増して秋を満喫した今年。
2014年最後の(と言う時期なのですね)展示会は静岡です。



b0156116_22204117.jpg安達健 岩田智子 暮らしのうつわ

2014年11月22日(土)~12月1日(月)
11:00〜18:00
  *11/26(水)休

うつわ 暮らしの道具 テクラ(静岡県静岡市葵区)
HP





陶器市の同じ広場で出展していたことから知り合った作家さんとの
念願の企画展です。

というのも、会って二言三言作品について言葉を交わしただけで
あ、
と感じるものがありまして、
この人と何か一緒にやりたいと思ったのがかれこれ4〜5年前。

そんな僕らに、若きご夫婦店主との出会いが橋を渡してくださり、実現したのが今回です。



そのテクラのご夫婦が本展に添えてくださった文章を転載します。


大学時代映像学科を専攻し、日々映画作りに没頭されていた安達健さん。
その最中に陶芸と出会ったことから、映像で記録するもの自体へと興味が移り、この世界へ飛び込まれました。
現在は岐阜で日々の暮らしを大切にしながら作陶に励まれています。
岩田智子さんは大学で油絵を学ぶ傍ら、土が見せる表情に惹かれ、土と向かい合う日々を過ごされました。
その後、埼玉で工房を構え自身の手でまるで絵を描くようにうつわを作られています。
陶芸を志すきっかけや表現方法はそれぞれ違いますが、お二人の「土を想う気持ち」には重なり合う部分があるように感じます。
お二人の手から生まれる、「暮らしのうつわ」をお手にとってご覧くださいませ。




まだ生まれて間もないお店ですが、すでに我家へは二度もお越しくださるくらい、作家に真摯に向き合うお二人。
いつも傍らには小さな娘さんがいます。

ここで、願ってもない岩田さんとの展示会ができることがまずもって嬉しい。
良いものにせねば。
そう思い、今日も窯を焚いています。


安達健在廊日 11/22.23.30 


展示会に際して、イベントも盛りだくさん企画してくださいました。


①岩田晄幸先生の中国茶と薬膳講座
11/27(木)28(金)1100-12:30 
体をいたわる美味しいお料理と、薫り高い中国茶を安達健さん、岩田智子さんの器で召し上がっていただきます。
岩田晄幸先生と穏やかな時間をお過ごし下さい。
メニュー サムゲタン・モンブランタルト・中国茶 
各6名 要予約 お一人様3000円

②温石×テクラ  温石さんのお食事会
11/30(日)12/1(月)11:00-13:00 
焼津 茶懐石 温石(おんじゃく)さんのによるお食事会
お二人の器を使って、季節のお料理を召し上がっていただきます。
各6名 要予約 お一人様5400円(うつわのお土産付)



いずれも詳細ご予約はテクラHPまで。

きっと良い展示会になると思います。
楽しみです。

よろしくお願いします。
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by aji-kyuu | 2014-11-13 00:10 | 案内 | Comments(0)
北へ南へ
朝晩冷えるようになってきましたね。
その分、朝焼け夕焼けは美しく。

まだ我家の周囲の木々の葉は色付いてきていませんが、
あちらの方ではそろそろ始まっていることでしょう。
この季節です。

益子 秋の陶器市

2014年11月1日(土)~4日(火)
9時頃〜日没  *会場によって異なります。

陶芸メッセ・ましこ 遺跡広場(栃木県芳賀郡益子町)
益子町観光協会陶器市ページ



関東最大。
東京からも直通バスが出るほどに昨今人気が再燃してきている、青空市。
「陶器市」といっても、陶器以外、木工や布もの、飲食などの出店も多数ある一大イベントです。
益子や関東の作家・業者だけでなく、実は日本各地から出店する側も集まってきます。

僕ももうかれこれ7年くらいになりましょうか。
什器もろとも満載の車で車を走らせ
春秋と丘の上の芝生広場にテントを張って、その時々のうつわを並べてきた益子の陶器市。

今回で安達健の出店は最後とさせていただくことにしました。

作家活動とほぼ時を同じくして始めた陶器市の出店でしたが、
まったくのゼロから、たくさんのお客さまとの出会い、たくさんのお仕事
そしてたくさんの作家仲間と繋がることができた
僕にとっては本当に意義深い、思い出深いイベントでした。

遺跡広場ではいっぱい勉強させていただいたし、自分なりに大きく成長させていただきました。
益子と益子の陶器市がなければ、今の僕は無いといっても過言ではありません。
一生の財産となる経験をさせていただきました。

決めてしまうとやっぱり寂しさがふつふつ沸いてきますが、
自分と自分のうつわ、作家活動を、さらなるところへと持ち上げるために
最良のタイミングだと思っております。

毎度お越しくださっていたお客さまや、仲良くしてくださっていた作家の皆さまへは
勝手を申し訳なくも思いますが
ご理解と、引き続き変わらない応援をいただけましたら、有り難いです。


そんなわけで、今回のテントには久々の灰〆も、野焼も
出し切ろうと考えております。

ぜひ、秋の美しい山々と澄んだ空気と、のんびりした時間を
益子陶器市で。
よろしくお願いします。



その一週間後には、一路四国です。

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FIELD MUSEUM SA.NU.KI 2014

日時:2014年11月8日(土)、9日(日) 10:00〜16:00
会場:引田のまち並み(香川県東かがわ市引田)
イベントページ



白い漆喰壁、瓦に、蔵。独特の文化と風情あるまち並みに
いろいろなジャンルの作家が作品を展示して、販売する。
今年で7年目を迎えるまちめぐりのイベントです。

始まった当初から話しには聞いていたのですが、
僕は今年が初出展。
いくつかある会場のうち、僕が出展させていただくのはメインとなる讃州井筒屋敷・与の蔵

こちらでは少し大きめのものを中心に、
蔵の空間を上手くしつらえられたら、と考えています。

なかなか行く機会のない四国ですので、
僕自身楽しみ。

お近くの方はぜひ。





北に南に、ニッポンの秋を
今年は存分に吸い込もうと思います。
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by aji-kyuu | 2014-10-24 19:51 | 案内 | Comments(0)
山に海に
東京石神井での個展から早一週間が過ぎました。
お越しいただきました皆さま、ありがとうございました。
今年も良い場を持つことができました。


さて、そんな日々から間を空けず、只今追い込みをかけている展示会二件のお知らせです。


b0156116_16551285.jpg安達 健 展

2014.10.17(fri)−26(sun)
10:00−18:00  *月曜定休

陶林春窯(岐阜県多治見市)HP





土を干したら、シャツを干す
土を叩いて、豆を挽く
土を漉しては、庭を掃き
土を練っては、米を研ぐ

暮らすことの中から
暮らすことのただ中へと差し出すうつわです。


安達 健



この陶林春窯というお店は、多治見にて美濃地方の作家を、とりわけ若手の作家を応援しているギャラリーカフェ。
ご主人が設計している内装はとても素敵で、
落ち着いた和のテイストを下敷きに、いろいろなシーンをイメージできる空間。
国道から一本入った路地にあるのに、閑静な空気すら漂います。

ここのご主人とお会いしたのは、まだ作家活動間もない頃。
これまで何度となく僕の器を見ていただき、僕の話しを聞いていただき、
その都度丁寧に意見やアドバイスをくださいました。

かれこれ6、7年くらいでしょうか。
今年ようやく個展をさせていただく運びとなったわけです。

きっかけとなった灰〆シリーズを中心に、茶灰釉、緑灰釉などの定番、
そしておそらくは展示会での発表が最後になりそうな長石釉シリーズ。
僕のうつわ作りの全体を見通していただく内容です。

なお今回はこの季節ならではのイベントも企画していただいています。

器×料理 Special Event
『土の恵み』器と自然薯を楽しむ会
10/18(sat)、19(sun) 両日とも各2回
①11:30~ ②13:30~
お料理会費 ¥2,500
*席数限定のため要予約(☎0572-23-2293)


地元東濃の天然ジネンジョと季節のキノコをふんだんに使ったお料理をご用意くださるのはみくに茶屋の河合隆さん。
もちろん僕の器でお食事いただけます。

先日の打ち合わせで試食させていただいたとろろご飯や自然薯の刺身などは本当に滋味深く、
今回は茸採り名人のお父さんによる秋の旬味、お母さん手製のお漬けものなどなど。
どこか僕の器と通底するような、地と時を大切にした食事会になりそうです。

ご予約さえ取れればどなたでもご参加いただけるので、
ぜひぜひこの機会に展示会と合わせてお楽しみください。
会費からしても、かなりお勧めです。

在廊日:17(fri),18(sat),19(sun),26(sun)




もう一件。

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お米がおいしいうつわ 展 〜めし碗〜
2014.10.17(fri)−19(sun) 3日間限定
10:00−18:00  *18日は17:00まで
大磯 JELL architects(神奈川県大磯町)HP

参加作家:
安達健 岡崎慧佑 岳中爽果 前田直紀(陶)  加藤育子(木)



こちは毎年大磯にて開催されている「大磯うつわの日」内の企画展。
今回のテーマは『めし碗』です。
各シリーズの飯碗をずらり並べていただく予定です。

会期中の土日は、会場内が例年通りcafeとしても営業。
また18日(土)には、こちらも毎年ご好評いただいている花生けライブパフォーマンスも開催。

「うつらわ・ば」
〜うつわ・はな・おとの一期一会〜

10/18(sat)
1st 17:30~ 2nd 18:30~
会場:東光院本堂
入場料:¥1,500


僕ら出展作家の花器に大島健吾さん(オオシマ草花店)今井蒼泉さん(龍生派)が花を生け、
koyuさんが音を奏でます。

ライブならではの妙なる時間を体感いただけます。
ご期待ください。




釣瓶が落ちるように、秋です。

山に海に、秋をご満喫ください。
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by aji-kyuu | 2014-10-09 17:59 | 案内 | Comments(2)
実りの季節
久しぶりとなりました。

夏だというのに雨がちな日々が続いて、
草木はどこか詰まっているようで、虫より蛙が跋扈していた庭に
気付けば秋の空気。

小さな花々がそこここに色を開いて、虫の多重奏が厚みを増しています。
掛け布団も寝室に復帰。
いつもに比べると、すとんと季節が入れ替わりました。
秋です。

春に続き、展示会シーズン到来。
手始めは個展です。


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安達健 陶器展

2014.9.20(sat)−29(mon)
11:00−19:00  *最終日は16:00終了
knulpAA gallery(東京都練馬区石神井)HP



東京での初個展から数えて、今年で4回目のクヌルプさん。
お店が移転してのオープニングをやらせていただいてから、もう一年が過ぎたのです。
瞬く間の十二ヵ月ですが、
こうして毎年場を同じくして展示会をさせていただけることは、一人の作家として本当に有り難いこと。

この一年という時間を、自分がどう過ごしてきたか。
何を吸収し、どこを伸ばし、どう成長してきたか。否、変化してきたか。
さながら定点観測です。

振り返ればここ一年は、これまで溜めてきたものがようやく形を結び、
実感として得られるようになってきた、そんな気がします。
まだ結果には到っていないかもしれませんが、手応えと言いますか、
見えてきたものがほんの僅かばかりでも手を伝って落とし込めてきているような。

今回、これまでの土が底を尽きてきたことから
新たな土による新たなシリーズに取り組んでいます。
DMになっている器がそれでありまして、
相変わらず派手さはないものの、土の独特なニュアンスがやきものに現出しています。
これまでの僕のうつわにはあまり見られなかったパリっとした質感。
そこへ僕の手がいかにして関わるか。

クヌルプさんに並べるのが自分自身でも楽しみなところ。

その他茶灰釉の新アイテムも発表します。

ご期待いただける内容になるかと思いますので、
来る秋の味覚を前に、まずはうつわをどうぞよろしくお願いします。

安達の在廊は、
9/20,21,22,23,27,28,29の7日間です。
お待ちしています。
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by aji-kyuu | 2014-09-11 00:01 | 案内 | Comments(0)
晩夏のお山の上のお祭り
台風が過ぎ行きました。

我が家は一部剥がれかけたところがあるものの、無事に耐えました。
ただ、庭の草木や土作りの道具などはあちこち荒れて、今日は午後片付けに終始しました。

今シーズンは蜂が軒深くに巣を構えているようなので、もう二つ三つは直撃するのかな
とお隣さんと心配してみたり。

まあ、避けられるものではないし、やってくるものにこちらは従順に対処するまでですけども。


甲子園もようやく始まり、そんな晩夏の様相がちらちらしてきたこのところですが
イベント参加のお知らせです。


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京都府の最南端。
やきもの関係者なら一度は耳にしたことのある童仙房という地にて、陶芸家の清水善行さんらを中心に開催されているマーケット。
マーケットと言えど、村まつりとクラフトフェアを混ぜたような、当地独特の雰囲気あるイベントです。

僕は立ち上げ当初からお世話になっているのですが、昨年は展示会と重なってやむなく欠席。
今年、二年振りの山ノ上です。

僕は毎回、このイベントに参加させていただく時には“夏休み”という気持ちで出掛けます。

会場がとにかく山の中。
くねくねと細い道を上って、ポンとひらけた集落はまるで別天地。
小ぶりの小学校舎やヒグラシの声、パキッとした日差しとしっとりひんやりの日陰。
ザッと落ちて過ぎる夕立。
どこからこれだけも?というほどに集う人達もなんだかのんびり。
作家も、近所のおじちゃんおばちゃんもゆったりかまえていて、
けれどあっという間に過ぎる一日限りのイベントなのです。

たった一泊なのに、特に何したわけでもないのに、その夏のすべてだったような“じいちゃん家”。
それと似て、どこか真夏の夢のようにすら感じる、山ノ上マーケット


今年も、作家、飲食とも面白い方々が揃うはずです。
ぜひ夏の最後の夢でも見にいらしてください。



山ノ上マーケット
2014年8月30日(土)
10時〜16時  雨天決行
旧野殿童仙房小学校(京都府相楽郡南山城村童仙房三郷田199-2)

イベントブログ
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by aji-kyuu | 2014-08-11 22:59 | 案内 | Comments(0)
パスタにも懐石にも
明日から開催の展示会と再来週スタートの展示会のお知らせ。


b0156116_23353143.jpgパスタをたのしむうつわ展
2014.7.10(thu)-15(tue)
11:00-20:00 最終日17:00
水道ギャラリー(東京都文京区)

参加作家
安達健 奥絢子 岳中爽果 田中大喜 二階堂明弘(陶磁)
加藤育子(木) 三輪周太郎(金属) 

主催
うつわ謙心





お馴染みのうつわ謙心さんによる水道ギャラリーにての企画展です。

今回はパスタ

実はこれまでパスタというものにあまり興味がなかったものの、
ここ一年、暮らしの変化からぐんと食べる回数が増えてきた料理。

いまだ我が家にはフォークというものがないので、
僕のフォーク使いはまあ下手くそなのだけれど、今回はそのパスタの器に挑戦です。


DMには野焼シリーズと灰〆シリーズを載せていただいたのですが
諸事情から野焼が出品できないことになりまして、
灰〆の丸角、それから茶灰釉シリーズを少量ずつ並べていただきます。

酢飯屋さん併設の水道ギャラリーですので、もちろん今回も期間中に特別メニュー『寿司屋のパスタ』が食べられるそうです。
僕ら作家の器で出てくるはずですので、ご期待ください。

安達の在廊は、12(土)のみです。




続いて、
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基 向付 展
2014.7.23(wed)-29(tue)
9:30-20:30 最終日17:00
丸善 日本橋店 3階ギャラリー特設スペース(東京都中央区)

安達健 安洞雅彦 一久堂 上松香織 片岡誠 片瀬和宏
新道工房 寺田鉄平 中西申幸 額賀円也 貫井美保子 
橋村大作 松永真哉 渡辺信史



こちらはつい先日瀬戸で開催した勉強会の展示の東京巡回。

懐石の流れの中の器のひとつである“向付”に絞った展示会。
コースの趣向、亭主のしつらえを最もよく表す、花形の器。

長い歴史の中で、各時代の文化を託されてきた向付を見直してみることから
今一度うつわを考えています。

灰〆をメインに、緑灰釉や長石釉のものなど
僕なりの向付表現ができたと思っております。


こちらは、23(水)、26(土)、27(日)在廊予定。



以上二つの展示会、
それぞれに異なった角度から器へアプローチして、暮らしを見つめています。
ぜひお越しください。
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by aji-kyuu | 2014-07-10 00:19 | 案内 | Comments(0)
暮らしのスケール
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基 向付展
2014年5月31日(土)−6月8日(日)
10:00−17:00
旧旅館 松千代館(愛知県瀬戸市末広商店街内)

日頃ついつい無意識でいた事を、一から見つめ直そうと
年齢・立場の違う作家が集まり研究と実践を重ねるうつわ勉強会「基motoi」。
一年目の活動を踏まえ、向付の展示会を開催します。




日常の中に当たり前に存在しているもの、道具には
当然ながら、あらゆる意味での必然のうちにその姿をしています。

例えば器のサイズ。
それは盛る料理の一人分の量が収まりよいサイズ。
である一方、
折敷(一人用のお盆)に三つ乗り切る程度のサイズであり、
その折敷は一人の座すスペースに適うサイズで、
そのスペースは畳のサイズにより規定されていて、
畳のサイズは建物の在来工法での単位と呼応していて、
それによって家の大きさははじき出され、
それによって土地の区分も為され…

手元のちっぽけなひとつの器が、実のところあらゆるサイズ感との相互関係の下に成立しているということ。
もとを辿れば、人体のサイジングとその即外環境である風土、それに根ざした文化や哲学
そういった要素があり得べき一点において結ばれたかたちが、
今、そこに在るものなのです。


僕の解釈では、このようにものの基本を探り、その基本の基となるものをさらに掘り下げることが
勉強会「基」の目的であります。


一年ほど前に、瀬戸で日頃お世話になっている新道工房宮本さんからお誘いいただき、
その立ち上げに参加する形で活動を開始したうつわ勉強会の、初の独自企画展が今回です。

まだ会自体産声を上げたばかりですし、参加メンバーの意識にも若干のブレがあることは否めませんが、
ともあれ考えるための第一歩を踏み出したところにあるこの活動に
ぜひご注目いただき、応援いただけたら幸いに思います。


この活動がたとえ細くとも、長く続くとしたら
それは僕らの暮らしが、暮らしのまわりが
身の丈にフィットし続けられているということなのかもしれません。

そしてそれが可能になれば、自然あらゆるところのひずみは解消していくことでしょう。

あの問題も、その問題も
もとを辿れば“うつわ”に行き着くのかもしれません。



会期末の6/6〜8は会場ほど近くで
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が開催されています。

どちらか、ではなくて互いを補完する内容です。
合わせてお越しください。

よろしくお願いします。
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by aji-kyuu | 2014-05-21 23:27 | 案内 | Comments(0)
湯の根、源泉でありたい
長い益子出張から戻るや、賑々しい春の日常の忙しなさに呑み込まれて
びゅんびゅん過ぎるここのところ。


開催は来月となりますが、主催者としてここ数年取り組んでいるイベントのお知らせをしておきたいと思います。


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2014.6/6日(Fri).7(Sat).8(Sun)
全日 10:00〜17:00 (小雨決行)
会場 Mパークと末広商店街ニコニコ広場(愛知県瀬戸市)

オフィシャルサイト

主催 ユノネホウボウ2014実行委員会
後援 ギャラリーくれい
協力 (株)中外陶園、末広商店街




b0156116_20554129.jpg今年で4回目の開催。

2011年に作家仲間と立ち上げたイベントが、今回から会場を移し
一層アップグレードして行われます。


出展内容をやきものに絞った、いわゆる野外フェア。

東海圏の作家50組以上と、こだわりの飲食がブースを並べ
それぞれの形で世界観や背景、周辺を見せていくイベント。

ワークショップ、トークイベントなども開かれる予定になっております。


参加者等、内容詳細はオフィシャルサイトにゆずるとして
ここでは、
このイベントの発起人としての思いを書かせていただこうと思います。


あれが無いこれも無い、
環境が悪い時代が悪い、
ぼやいて縮こまっているのも、好転するまでじっと踞っているのも
一つだったのでしょう。

けれど、
無いものを作り、育み
環境や時代をも変えることができる、としたら
まずは身の周りから、ちょっとしたこと、ほんの一歩
たった一人
すべてはそこから始まるわけで

ふと繋がりまた繋がり、
流れ転がり、
途方もないところ、うずたかいもの、たくさんの人々
そこへ結び付けられる
そう思っています。


結果
ちっちゃなコーヒーショップで、
一人背中を丸め大学ノートに単語を書き付けるところから始まったユノネホウボウは、
様々なところ、もの、ひとを巻き込みながら、
4年目を迎えます。




ここに出展する作家は、基本個人で作っています。
それぞれの工房に、日頃は一人こもります。
けれども、扱う素材にもその技法にも、焼くという最終的かつ決定的行為そのものにも
自覚有る無しかかわらず、自分以外のなにがしかの手が入ります。
そして当然ながら、その作品を差し出す先に相手があり、
そもそもがそうした活動を支え、助ける手があります。

だから、
作品はもとより、作家というテント下の個人も
それぞれに二つとない背景を負い、周辺を引き連れて立っているものです。
どうしようもなく、唯一無二、こてこての世界観に浸かっているものです。

それこそが作家ものの醍醐味、
そう思って、むしろそここそを目一杯楽しんで、
また作り手であろうとなかろうと、自分もそんないち個人との理解で
ユノネホウボウというきっかけの場に、よりそうであれるような場へと高める一員としての意識で
参加していただけたら、発起人であり主催者である僕としては幸いです。


どこか同じ方角を向いているように思える人達が、
初夏のほんの一瞬、場を共有する。
ただそれだけだけれど、
それが根として泉として、大樹にも大河にもなりうる。

そんな明日への期待を胸にいっぱい吸い込んで、
きっと会場を後にできるはずです。


ぜひぜひお越しください。
よろしくお願いします。




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by aji-kyuu | 2014-05-11 22:28 | 案内 | Comments(2)
緑の山
庭がもうみるみる。
虫も、草も花も。
用水路に水が引かれました。
田畑の準備が進んでいます。

ろくろびきした生地の乾燥がぐっと早くなりました。
今日の土作りは外で腕まくりしてやりました。

春爛漫。


そしてにわかに慌ただしくなる周囲に、右往左往していたら
もうゴールデンウィークと。

益子陶器市です。



「益子 春の陶器市」
2014年4月26日(土)~5月6日(火)
9:00~17:00
陶芸メッセ・益子 遺跡広場


益子町観光協会



今回ももちろんあの丘の上の芝生にテントを建てて、うつわを並べます。

ここ半年ほど各地で発表してきたものを中心に、
これまでとはちょっと違った雰囲気で提案できたらいいな、と思って準備に勤しんでいます。

同時期、30日(水)までは「方々の豆皿展」も近くのお店で開催させていただいています。
合わせて、ぜひぜひお越しください。



益子は少しゆっくり春を迎えます。

じわりじわり緑が沸き立つ山の里。
心地良い小旅行に、ぜひ。
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by aji-kyuu | 2014-04-18 22:42 | 案内 | Comments(0)