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それはもう豊かな山の上
イベント出店のお知らせです。


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山の上マーケット
8/29(日) 11:00〜17:00
京都府相楽郡南山城村童仙房 旧野殿童仙房小学校



本当に山を分け入って分け入って、その先にぽかんと出てきた集落の小さな学校の敷地がマーケット会場。

やきもの屋なら知る「ドウセンボウ」の、まさに採れる山地。

なぜそこで?
なぜ僕が?


もとをたどれば、
このイベントを主催する木工作家富井貴志さんと川合優さんとはひょんなことからイベントで知り合い、彼等が共同で工房を開くというお祝いに顔を出したのが一昨年。
その工房開きが発展するかたちで山の上マーケットとなり、今年で二回目だそうで。

お二人はお二人共に、先を行く作家として本当に尊敬できる方。
技術の裏打ちは当然として、個々人の哲学を、軸をしっかりと持っていながらそれをものに落とし込み、商品に昇華させていく一連のプロセスを絶妙なバランスで繋いでいかれます。


今年、恥ずかしながら僕のテーマはこの「バランス」だったわけですが、
あちらが立てばこちらが立たず、こちらを立てればあちらが‥
といった逡巡が続いて、いまだどうもいびつで。


お二人とお二人の仕事を今一度じっくり見てみたいというのが、このお誘いに無理くり乗らせていただいた最大の理由です。


そしてもうひと方、清水善行さんも彼等と童仙房という土地を繋ぐキーパーソン。
僕自身、学生の頃から雑誌等で拝見していた陶芸家。
土地と人と、理に適ったもの作りと田舎暮らしをしていらっしゃる方で、僕にとっては理想的な後ろ姿の大先輩作家。
庭を掘ってその土で煉瓦を焼いて、それでもって窯を建て、周りの薪で焚きあげる。


そんな人たちが中心になって開くイベント。
面白くないはずがありません。

お客さんが大挙することはないだろうし、お祭りめいた賑々しさもさしてないでしょう。
目を見張るビビットなものも並ばない。
けれど
上記内容を見るかぎりでも興味をそそられるお店ばかり。
縮こまることも、背伸びすることもいらない、ツッカケ履きでのマーケット。
ヒグラシが響く山間で、ゆったりぶらりの気持ちの良い一日がすごせることでしょう。


ちょっとアクセスしづらい会場ではありますが、だからこそこういう機会でないと訪ねない場所。

日本にはこんな場所がまだまだまだまだあるのです。
土地にしろ人にしろ豊かな、それはもう豊かな世界が確かにあるのです。

そんな下支えを、少なくとも肌感覚として得られるイベントになるでしょう。

ぜひぜひお越しください。
お勧めのイベントです!

よろしくどうぞ。
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by aji-kyuu | 2010-08-24 22:32 | 案内 | Comments(0)
同じ穴
ギャラリー共栄窯でのグループ展、開催中です。

昨晩はオープニングパーティー。
遠方からも「窯工」の先輩たちが集まってくださって、常滑で開かれていることが不思議なくらい懐かしい匂いの場になっていました。

見わたすと、
学生時代は関わっていなかったとしても、その後なんらかの形で僕の活動を助けてくださってきた面々。
あらためて、自分がいかに恵まれた環境でやってきたかが分かりました。


「窯工」という存在に感謝です。





以下、展示風景。
来られていない出展者の方々への報告もかねまして。




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by aji-kyuu | 2010-08-22 22:29 | その他 | Comments(2)
すべてはここに始まる
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あれから四年。


僕は変われただろうか。

僕は変わらずにこれただろうか。






多くの作家を輩出してきた、母校武蔵野美術大学のマンモスサークル出身者による展示会を企画しました。

「窯工研究会」 ヨウコウケンキュウカイ

文字どおり、素人が寄ってたかって窯まで作ってしまう陶芸サークル。
改めていうまでもないけれど、ここが僕の出発点。
やきものに出遭い、魅了され、惑わされ、泣かされて笑わされたあのほったて小屋。
そこの37代目部長を務めもしました。

この企画の世話役をさせていただきまして、
いろいろな想いが交錯する中、会期が迫ります。




落ちた穴から見えた空  武蔵野美術大学窯工研究会既卒者展

2010年8月20日(金)〜29日(日) 10:00〜17:00
ギャラリー共栄窯(愛知県常滑市)

安達健 安達知亨 蟻川誠 伊藤準 江口智己 大谷雄敏 梶山友里 久保田恭則
小佐井佳代 櫻井理人・あゆみ 新村秀人 竹村良訓 中島由記子 中山みどり 浜坂尚子 
平野美帆 正木渉 岩本理枝 望月万里 安江かえで 山野辺彩 吉村和美





ちょうど会期中21(土)、22(日)は常滑のやきもの祭りとか。
街は賑わいそうです。

その会場から共栄窯もそう遠くはないですし、駐車場もあります。
ぜひぜひお越し下さい。
展示する前から見応えは十二分と自負します。

ちなみに21(土)17:30〜、オープニングパーティー。
28(土)17:00〜、クロージングパーティー。
参加自由。

いずれの日とも終日僕は在廊しますので、どうぞよろしくお願いします。

もちろん初日もおりますよ。
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by aji-kyuu | 2010-08-10 21:11 | 案内 | Comments(3)
試みの第一歩
当ブログをご覧くださっている作家さま、および作家を志す方々へお知らせです。


愛知県瀬戸市で仲間と運営しているギャラリー くれいにてこの程
ワークショップ型の企画を開催する運びとなりました。

せとものの街瀬戸の作家直営のお店によるワークショップですから、
ちまたの雑貨店などで度々みられる趣味的なものではもちろんなくて
「作家の作家による作家のためのワークショップ」を掲げ、
作家活動にプラスとなるべく知識や技術を得、情報を交換しあえる“機会の創出”をコンセプトに立ち上げたものです。



ギャラリー くれい 夏期特別企画
作家の作家による作家のためのワークショップ
Re − くれいchap.1

2010年8月11日(水)14:00〜
@ギャラリー くれい

sec.1 14:00〜 「作家のための作品撮影講座」 講師/安野亨(プロカメラマン)
sec.2 17:30〜 「磁器練りW.S.」 担当/村上祐仁(陶芸家)

両プログラム終了後、懇親会あり。

参加費  ¥3,800
参加条件 瀬戸市周辺で活動する陶磁関連の作家、あるいは作家志望であること。(あくまで原則規定です。)




いまや不得手だからといって避けては通れなくなっている作品撮影術と
一部の窯業地をのぞいてほとんど絶滅しかかっている磁土特有の練り方。

今回はこの二つについて、
かたや外部の専門家(写真家)を招いての実践講座、
かたや同業の仲間を囲んでのフランクな勉強会、というようなかたちで組み合わせてのワークショップとしました。

さらに、すべて終了後には飲みつ食べつの懇親会へと流れ込む予定です。



どうしてもその制作作業の性質上、閉じ籠りがちな作家という生業。
せっかく近くにこんなにも大勢の同業者がいるのだから、縦にも横にも繋がって、
共有と共感をもって時代に向き合っていこう、


そんな大それたこと言いつつも
要は、まず興味あることを楽しく

そんな企画です。


申し込みはこちらでもいいですし、僕に直接メールいただいても。

ともあれ定員ありますので、ご興味わいた方はお早めにお願いします。



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よろしくどうぞ。
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by aji-kyuu | 2010-08-02 22:36 | 案内 | Comments(0)