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野に生きる
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b0156116_2247466.jpgADACHI Takeshi "Noyaki"exhibition

2011.12.8Thu.-17Sat.(12Mon. close)
12:00-18:30(last day -17:00)
@ CONTRASTO GALLERIA





 一段一段粘土を積み、捻る一指一指は呼吸の拍子で。
一掻き一掻きが曲面を探し、
目と耳と肌でひとつひとつを燃してゆく。
 炎は魔性を思わせてゆらめき、
薪は不意にはぜて耳を射る。
手の届く、目に見えるすぐそこで、
土はやきものへと結ばれる。

 3月のあの日から、小さなところへ立ち戻ろうと
僕は野焼きを始めました。




 立方体の角を落とします。
ややゆるやかになったその角を、また落とします。
いっそうゆるやかになったその角を、またまた落とします。
さらにゆるやかになったその角を、やっぱりまた落とします。
そうして、角を取っては取っては取っては取っては、してゆくと
じきにそれは、球へとなります。
 単純作業の半永久的な繰り返し、反復は必然
理想体としての球へと向かうのです。
 その反復作業はやがて意味を、頭を離れ、行為として身体に直結し
ついには、どこか素朴な祈りめいてきます。

 小さなところから大きなものへと向かうとき
その祈りをさらに重ね重ねていくこと、それがひとつのよすがとなる
そう思われるのです。
 だから、ここは始まり。まだほんの始まり。

(フライヤーテキストより)




○ 草木花スタイリング : 有本 真夕
○ 12/10(土)15:00〜  opening 餅つき party     餅つき人 : 安藤 ヒロム
○ 安達 健 在店日  8(木)〜11(日)、16(金)、17(土)

CONTRASTO GALLERIA  site




思いあまって、手を動かすことから始めた次第です。

よろしくお願いします。
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by aji-kyuu | 2011-11-29 22:53 | 案内 | Comments(0)
山下りて
先日「国際陶芸フェスティバルinささま」 International Ceramic Art Festival in Sasama
無事閉幕しました。

世界各国のビッグネームの作品と、そのもの作りの一端を間近に、
ご本人からそれぞれの哲学や想いを垣間見られるという貴重な体験が
まさかあの山奥の小さな集落の、元小学校舎でできるとは。
まずもって、なんだかとても不思議な心持ちになる経験でした。

また、普段ああいったテント下で見られない方々の作品とその人となりに触れられたのも
僕ら作家、お客さま双方にとって、良かったのではないでしょうか。

二晩の合宿のような生活も、他にはない実りの予感がありました。

イベントとしては、一回目というのもあって、正直課題が多々見当たるものであったことは否めませんが
それでも、このイベント体験をプラスに転がすのは自分次第。
勉強になりました。



山を越え谷を抜け、悪路をお越しくださいました皆さま、有り難うございました。

二年後にも、同様のフェスティバルがまた開催されることになるようです。
より良いものとなるはずですので、ご期待のうえ気長にお待ちください。
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by aji-kyuu | 2011-11-29 22:23 | その他 | Comments(0)
実りの晩秋
昨日、神奈川県大磯で開催されていた展示会「日本家屋で珈琲を」が終了しました。


土曜日、荒れ模様の天気の中僕も会場につめていたのですが、
思っていた以上に来場くださる方が多く、玄関には靴がぎっしり並び、カフェテーブルは常に満席。
縁側の全面ガラス戸の外の庭園が雨風に打たれるのも、どこか美しくすら見える風情ある日本家屋は
親戚宅の集まりのように、程よくリラックスした空気の流れるにぎわいでした。

お越しくださいました皆様(なかには東京からの方もちらほら)、ありがとうございました。

個人的にも、大磯はまた必ず訪れたい場所になりました。




さて、週末は、

「国際陶芸フェスティバルinささま」
International Ceramic Art Festival in Sasama

2011年11月26(土)、27(日)
島田市山村都市交流センターささま(静岡県島田市川根町笹間上394番地)

ICAF HP



とにかく大きく、盛り沢山なイベントです。
出展者だけでも以下。


【招待作家】
バーブロ アバーグ(デンマーク)
ジュディス ダフ(アメリカ)
アディル ライター(インド)
レジーナ ハインツ(イギリス)
ジェーン ジャーミン(アイルランド)
勝間田 千恵子(日本)
マーティン マクウィリアム( ドイツ)
道川 省三 (日本)
ニシダ ヤスヨ&ヴラディミール・グロフ(チェコ)
ラファエル ペレス(スペイン)
グウィン ハンセン ピゴット(オーストラリア)
サーシャ ワーデル(イギリス)
パティ ウォーターズ(ベルギー)
ヤン スンホ(韓国)


【一般出展作家】 (エントリー順)
佐藤浩  松尾摂子  田川亞希  加藤智裕  安達知亨  岡山富男
加藤真美  安達健  合志真由子  安藝俊郎  河内啓  野田里美
今野朋子  片瀬和宏  的野智士  安藤志保子  馬川祐輔  甲田千晴
渡邉貴子  阿部未来  神崎まり(古橋まりこ)  小林千恵  遠藤隆宣
阿曽藍人  津金多朗  豊島ピエ−ルさとこ  八木麻理子  望月万里
野口淳  前田直紀  漆畑雅子  栢野紀文  山本順子 小畑裕司
尾花友久  井崎智子  安永正臣  山口美智江  湯浅紗千子  山本敬之
渡邊亜紗子  宮澤有斗   宮澤章   田中啓一   近藤葉子 
Hyekyoungmin  KwiSeopYun  Kye-soonKim  MiwhaPark
鈴木啓子  橋本緑 赤堀友美  陶俊弘  栂尾しづく  井上紗奈衣  
松浦肇冶  村井大介  村井陽子  




僕個人は、日頃なかなか取り組めないサイズのあるものを中心に、
本イベントのテーマでもある「湯呑み」を数種並べる予定です。

いつものテント出展の時とは、ちょっと趣向の違ったモノを見せられたら、と考えています。

僕のお勧めの同世代作家も数多く出展予定。



寒くはなりそうですが、「ささま」は山の温泉地。

紅葉ドライブに、足を伸ばすのはいかがでしょう。

ぜひ。
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by aji-kyuu | 2011-11-21 21:25 | 案内 | Comments(0)
内に内に、からひとつ先へ
昨日、愛知県瀬戸市のギャラリーくれいで行われていた「方々の豆皿 セト@瀬戸 展」が終了しました。

出展はもちろん、今回のこの展示会は僕自身が企画、主導させていただいたものでした。

“好み”というものはあるのだけれど、それを差し置けば
“いい仕事”をしていらっしゃる方はたくさんいて、
それぞれがそれぞれの物語の中で、哲学や想いを様々な形に映している。
そういったことを、言葉だけでなく現物によって示し、紹介しようという試みだった今回。


作家一個人としても、人と人をものを通して媒介するショップオーナーとしても
大変勉強になった企画展でした。


お越しくださいました皆さま、いろいろなお話をしてくださいました方々に
感謝しております。

ものはあくまでものに過ぎなくて、人と人との関係の結び目にあたるものであったり
あるいはときにズレを意識させる中位点になったり、緩衝剤になったり。

もの自体では特に力は持ちえなくとも
そういう、なにかしらを生じさせるきっかけをもたらすことが
僕ら作家の仕事。



さて、今週金曜からは神奈川県の大磯で 「日本家屋で珈琲を」に出展。
19(土)には会場、ジェル・アーキテクツに在廊しています。


そして翌週末には


「国際陶芸フェスティバルinささま」
に参加します。



世界各国から13名の陶芸家を招聘し、このイベントのディレクターでもある道川省三氏ら、世界的に活躍されている日本の2名を加えた15名のワークショップ、レクチャーなどをメインにした日本初の国際陶芸フェスティバル。

僕ら日本や韓国の若手作家も屋外テントにて展示スペースをいただきます。


まずは招聘される15名の仕事が素晴らしいです。

日本ではあまり日の目を見ない造形的な、アートの文脈での陶芸のワールドワイドな今を牽引されている方達だから、
当然ものの巻き起こすであろう力は、写真からも容易に想像できるほどですし、
しかもそれらが、ワークショップやレクチャーによって目の前でご本人によってほどかれていくのです。

なんとも贅沢な。



テント出展の若手も面白い仕事をされている方がたくさんいらっしゃいます。

残念ながら現在のこの国では、いわゆるコンペ以外でまともに若手のセラミックアートに触れられる機会はほぼ皆無で、
作り手側の欲求と観手の興味が上手くマッチングされていない節が、確かにある。

そこを繋ぐきっかけとして、こういったイベントが生まれ、育つことは双方にとって絶対的にプラスだと思われます。


ギャラリーでは気が引けるし、コンペ展示ほどものものしくも観たくない。
そんな方にはお勧めのフェスティバルです。



また、会場は山村の旧小学校。

気持ちの良い環境での開催です。


小旅行気分で、ぜひぜひお越しください。


以下詳細です。


「国際陶芸フェスティバルinささま」International Ceramic Art Festival in Sasama

2011年11月26(土)、27(日)
島田市山村都市交流センターささま(静岡県島田市川根町笹間上394番地)

ICAF HP



* なお、ワークショップやレクチャーのみ有料チケット制です。事前予約も可能。詳細はイベントサイトまで。



またこのイベントに関しては後日追記します。
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by aji-kyuu | 2011-11-15 23:38 | 案内 | Comments(0)
珈琲に
昨日夕方、栃木県より戻りました。

秋の益子陶器市
今回は日によって客足にバラつきがあったものの、
嬉しい再会や、新たな出会いなど
こちらから足を運ぶからこその収穫。

お相手の顔を目の前にすることが、やっぱりなによりの励みになります。
遺跡広場の僕のテントへお越しくださった皆さま、ありがとうございました。

昼夜さほど寒くなく、過ごしやすい陶器市でした。

次に益子へ伺うのは来春。
楽しみです。



さて、帰ってくるなり今週末は
工藝催“安堵meet...”
12(土)10時より奈良県生駒郡安堵町の富本憲吉記念館で行われるイベントへの出展です。

奈良の紅葉もちょうどいい頃合いかな?

ぜひドライブがてらにでも。




そして、来週末のお知らせも。




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『日本家屋で珈琲を』

2011年11月18日(金)~20日(日)
大磯 JELL architects(神奈川県中郡大磯町)

【参加作家】
安達健(陶) 岡崎慧佑(陶) 岳中爽果(陶) 前田直紀(陶) 
加藤育子(木)

協力:光珈琲 三日月 8ドーナツ まめやmi



日頃お世話になっているうつわ謙心さんの主催です。

港町大磯と、古い日本建築×コーヒー。
相変わらずジャンルやスペースに縛られない、わくわくするような企画展。

しかもどのワードも僕にとってはわくわく以上にぞくぞくするもの。

個性的な器を作られる方々と、気になるお菓子たち。
自家焙煎コーヒー。
それらが日本家屋の間合いで。

きわめつけは、土日の朝市。


詳細はうつわ謙心さんのHPでご確認ください。


もちろん僕安達も、19(土)は会場につめている予定です。
こんな素敵な企画、行かない手はないですから
無理をおしてでも岐阜から日帰りします。


皆さまもぜひ。
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by aji-kyuu | 2011-11-09 23:47 | 案内 | Comments(0)