足下から  :展示会情報
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織りと器と盆栽と、

2016年6月16日(木)〜19日(日)
午前10時〜午後6時
8Kギャラリー A(横浜市金沢区)

安達 健(陶器)
北 鈴子(織り)
古田土 照子(織り)
三村 寛(盆栽、山野草)




僕の中では少し異色の展示会に参加します。

引っ越ししてこの半年住んでいる横浜市磯子区の小山の上。
市民の森の木々の向こうに東京湾とそのまた向こうに房総を見遣るこの地は、数軒だけが一画に集まる戸建住宅地。
偶然にも斜めお向かいは染めや織りを手掛け、たくさんの生徒さんも抱える方、
お向かいには毎朝早くから庭いっぱいの盆栽を世話する方がいらっしゃり、
いずれも父母のような世代の方々ですがその創作の一端を垣間見させていただくと、これが面白い。

いろいろな場面でその作品を拝見するところから始まり、作家としてのご本人を知っていく、
あるいは作家として認識した上で、お付き合いする中その制作背景、暮らしにまで及ぶ、
そんな繋がりはこれまで数多くいただいてきましたが、
今回は生活圏を共にするご近所さんとしての関係から始まる、これまでと全く違ったアプローチでの企画。
僕にはおそらく初めてのかたち。

こういう生き方を選んでいる以上、こういう始まりのかたちも自然なことなのかもしれない。

いつもとは違った期待が膨らんでいます。

横浜は横浜でも南の端。横須賀に隣接した地域に会場はあります。
歴史深い金沢八景駅の目の前のビル。
1階は常時数十種類の焼きたてパンが並ぶベーカリーハウス。2階はカフェ。
店内エレベーターより、その5階です。

安達は全日在廊予定。
ぜひお越しください。
お待ちしています。


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# by aji-kyuu | 2016-06-07 10:59 | 案内 | Comments(0)
ホームページリニューアルしました。
ご無沙汰しています。

瞬く間に季節は夏の様相すら呈してきました。

庭先はまさに花盛り。
大きく咲き誇るものから、名も知らぬかそけきものまで。
植物の多様な美しさに目を惹かれるこの頃です。


工房仕事が事実上止まって半年。
引っ越しに伴い閉鎖していたオフィシャルサイトをリニューアルしました。

といっても、同じ安達のサイトを、相も変わらぬ安達自身がタグ打って組み立てているので
大して代わり映えしないかもしれませんが、
以前のものよりほんの少し進化できたのかな。
本人、そうあってほしいと。

作品のページはまだまだこれからですが、
ここまでの活動をアーカイブするページを新設。
数年前まではブログに求めていた雑記の場も、改めて用意しました。

陶器の作家安達健の一端をこのオフィシャルなメディアで垣間見ていただけたら嬉しいです。
引き続き、よろしくお願いします。








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# by aji-kyuu | 2016-06-01 16:19 | 案内 | Comments(0)
春を追っ掛け海風背負って
大型連休の足音が迫ってくるこの時期。
以前は大きな大きな益子の陶器市に、荷を満載にした車を時に寝床にしつつ、一週間にわたって参加していたのですが、
あの広場に出展しなくなってから早2年近くとなりました。

そんな今年はひょんなことから、益子在住の建築家で文筆家、町田泰彦さんからのお誘いで
規模は小さく、期間もたったの3日間だけの
言うなれば「陶器市の裏面に位置するイベント」に参加させていただけることになりました。

かの益子町のお隣茂木町を拠点に活動する雨余花さんらが中心となって、今年初めて開催されるこのイベント。
どのような場、どのような時になるのか?
僕にも正直分かりませんが、予定調和な市にはない「何かが有りそう」。そんな気がします。
だから僕は楽しみなのです。




「陶器市からいらっしゃい & Drive Inn Motegi Bar」

開催 / 2016年4月29日[金]ー5月1日[日]
時間 / 11:00 ー 16:00ぐらい
会場 / ドライブイン 茂木・栃木県芳賀郡茂木町町田21

参加陶芸家:
安達 健・徳山久美子・成田真澄・成井窯・二階堂 明弘
参加農家:
大内明美・大越敦夫・生井賢一・生井ソノ子・生井ミイ子
参加料理:
雨余花・黒猫館・キッチン二階堂・Serendip(パン)

問い合わせ / Tel. 0285-81-5006[雨余花]



横浜で焼き上がった新作と、とりあえずのところ思い付ける限りの趣向を、
やっぱり車に詰め込んで、海辺から春の山に走らせて行きます。

久しぶりにお会いできる方もいるかな。

喧騒から離れ、のんびりゆったり過ごしましょうよ。

よろしくお願いします。






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# by aji-kyuu | 2016-04-26 21:41 | 案内 | Comments(0)
茶事の向こうに見えるものこと
久方ぶりのご案内です。


少々無理矢理な感は否めないものの、仮の工房で陶器作りを再開して、半月が過ぎました。
やっていることは岐阜の頃とまったくに変わらないわけですが、自然心持ちの違う横浜で
土を叩き、捻り、焼いた器がようやく表に出せることになりました。

今回は以前から参加している勉強会絡みの企画展。


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茶事の器展 生活から茶事の器へ

平成28年4月21日(木)〜25日(月) 会期中無休
10時〜20時
鶴の茶寮(千葉県東金市)


「普段ついつい無意識で済ませてきた事がどうしてこのような状態になっているのか、本来はどうであったか」
を見つめ直そうと立ち上げ、2年半続けてきたうつわ勉強会基と、
全国を飛び回ってきた茶事専門料理人半澤鶴子氏共同企画の今回。
基が取り組む主要テーマである、茶懐石の器の展示会です。

日本料理の最もフォーマルな形式、茶懐石について
資料を漁るところから始まり、造詣の深い方によるレクチャー、ディスカッション、そして茶室や料理店での実体験。
これまで勉強、研究を重ねてきました。
その成果です。


陶器を作ることを生業としている僕らの中には
陶芸という分野における技法や歴史的な部分について熟知する、いわゆる「やきものマニア」たる人が大勢います。
かく言う僕もその一人に含まれるかもしれません。
けれど意外にもそのもう一方の縁にあるはずの食器、器についてをよく解っている人は驚くほどに少ない。

例えばサイズ感。
当たり前のように毎日触れ、使っているものゆえ
セオリーだとか経験的なところから、自ずと知っているような気になっているのだけれど、
はたして本当に解っていると言えるのか。
陶の専門家であると同時に、器の専門家と名乗る以上、そこが気にかかる。

「知っている」と「解っている」との間には天と地ほどに大きな隔たりがある。
それだけは解っているから。

そういったわけで僕は勉強会に参加し、「うつわのスペシャリスト」にならんと、ここ数年努めているのです。


こうした活動に力傾けていると、誤解もされがちですが
作家安達健はけしてお茶や割烹の器に軸足を移そうと図っているわけではなく、
どちらかと云えばむしろその逆で、
家庭の食卓にこそ、今その専門知識や知恵、裏付けを改めてセットアップすることが必要に思われ、
その思いは日毎増してきています。

副題に「生活から茶事の器へ」と付けていただきましたが
本展ではその逆さまアプローチ、茶事から毎日のごはんを見遣るような、そんな視座でもってお越しいただけたら
個人的にはとても嬉しく思うのです。
もちろん、その目に応え得る懐石の器を並べるべく、窯を焚いている今現在です。


会場は東金。
首都圏からは多少距離もありますが、春の小旅行気分で足を伸ばしてもらうだけの価値はある展示会になるかと思います。
当日は半澤鶴子さん調理の点心も¥2,000でいただけます。
盛られるのは僕ら出展者の器。
華美ではないけれど、手と心が十二分に掛けられたお料理をいただけることと思います。
また、庵主半澤さんとお話しするだけでも、何か背すじが伸びるような、胸がすくような、
明日への力をもらえるはずです。

茶寮での展示会ではありますが、お茶に詳しい方もそうでない方も歓迎です。
ご興味持っていただけましたら、ぜひお出掛けください。


*安達健在寮日 4/21(木)、23(土)、25(月)




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# by aji-kyuu | 2016-04-14 09:17 | 案内 | Comments(0)
何よりもまずあらためたい
横浜に移って、ひと月が経ちました。

年越しがあって、荷解きがあって、まずはここでの生活を組み立て直す様々があって、
まだひと月!というくらいに盛りだくさんだった日々。

懸念の工房は未だ整っておりませんが、本年最初の企画展への参加です。



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ごはん茶碗と漆のお椀展
2016年2月13日(土)〜2月21日(日)
11:00 – 19:00(最終日17:00終了) *2/17はお休み
knulpAA(東京都練馬区)

愛着あるうつわで食べる食事は美味しい。
食卓を楽しくする企画展第一弾。
まずは和食の基本となるごはん茶碗と漆のお椀をご紹介します。



毎年個展でお世話になっているknulpAAさんでの企画。
もともとは文具を含めた雑貨やインテリアに強みを持っていた店主さんですが、
ここ数年いろいろなご縁から、生の基本にある食や器に興味が向いてきていらっしゃるようで
毎回今昔の食器についてをとりとめなく話し合ったりしています。
満を持しての『食卓を楽しくする企画展第一弾』という今回。
工房移転のタイミングでしたので新作はありませんが、
飯碗担当の一人として定番を数点出品させていただきます。

僕自身、幾度かに分けた引っ越し作業の中で、最後に閉じ最初に開けたダンボールは衣服と食器のものでした。
場所が変われど、使い続けた器は体の一部のように離しがたく、使い直せばやはり心地良いもの。
逆に言えば、心機一転を狙って器を新調することは、引っ越しにも匹敵する変化を及ぼすのかもしれません。
とりわけ日本文化では属人器としての意味合いが根強い飯碗、汁椀。
我が暮らしを省みてみる意味でも、この展示会は良き機会になることと思います。

ぜひお出掛けください。


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# by aji-kyuu | 2016-02-02 17:46 | 案内 | Comments(0)