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いただきます
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ゆうべの大根を煮汁ごとのっける。







赤土+白化粧+長石釉  片口碗


ここのところのお昼はもっぱら丼もの。
夕飯の残りや作り置きを、温め直したお米の上へ。
たまに汁もの付けて。

なにより準備に早いし、片付けも楽ちん。

米さえおいしければ、なんだってのせられる。

そう、すべては米。


学生の時分はもとより、米どころ岐阜に住いながらもつい先日までただただ安価を求めて米を買っていた。

ところが数カ月前、
そんな自分の選び方を悔いるようなお米に当たってしまってからというもの
「やっぱりお米」と、そこには惜しまないよう心に決めている。

こういってはなんだけれど、米にもピンキリがある。
もちろん好みもあるだろう。
粒立ち、粘り‥
とはいえ売価上たった数百円しか差がないものでも
味に大きな開きがあることだって、当然にある。
それを身に沁みて感じている。


たかが米、されど米。
最近は茶碗にむかって、毎食
「うまい、」と呟いてしまう。
それだけで有り難い、と思える。


今の生活をおくるようになって、
“人生のうちで、食に捧げられる時間の割合”をあらためて考えることもしばしば。
仕事柄、とういよりは人間ですから。

僕ら働くいきものではなくて、まず食べるいきものなのですから。


そうだそうだ。
おろそかにできるわけがない。
by aji-kyuu | 2009-03-08 19:47 | 食べる | Comments(0)
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