![]() ざんざん降りの雨。 どこにそんなに? てなくらいに、一日中強く鳴っていた雨も この時間になってようやく落ち着いた様子。 先日と、今日と 日ごと、雨と空気のぬるさへズレを感じることもなくなってきました。 雨。 映像時代、執拗に扱っていたモチーフ。 昔からなんだか好きな雨の日。 その雫が立てる、規則不規則どちらともつかない音々の演出する“静けさ” 降ってくるのか立ち上ってくるのか、空気に厚みと弾力をもたせる“湿りけ” 妙に凪いだ気分。 けぶる家並みや田畑を眺めつつ、今日は作業場でひたすら仕上げ。 益子陶器市で並ぶ予定の器ひとつひとつに紙やすりをかけて、かけて、かけて。 指はふやけて指紋も薄れつつ、続けざまのために手首痛めつつ。 この単純作業。 それでも焼き上がった自分の器を最も凝視する貴重な時間にして かつ、手の動き以上に頭も勝手気侭の思考を忙しく巡らす、そういう時間。 仕上げ作業も、もう一息。
by aji-kyuu
| 2009-04-21 22:29
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