![]() 戴き物のからすみ(!)でパスタ。 ハムにしろからすみにしろ、パスタにしろ 人間の食への工夫(あるいは執念?)には驚くばかり。 美味しくいただきました。 さて、からすみとは一切関係ない話。 こと地方では、僕の興味ある部類の書籍はなかなか入荷されないために、東京へ行くたび必ず本屋へ足を運ぶ。 たいてい毎回腰が悲鳴あげるまであちこち見て回るのだけれど、つい先日とても嬉しい本に再会した。 「シネマトグラフの覚書—映画監督のノート—」ロベール・ブレッソン著。 おお!久しぶり。こんなところで会えるとは。 この名著、つい数年前までは絶版。神田の古本屋にもそうそう出回らなかったもの。 学生時分、志しを同じくする仲間たちと図書館のそれを借りて回し読み、映画熱をたぎらせたものです。 復刊の要望もかなり強かったらしく、様々な方面からの働きかけで2006年見事再刊されたようで。 そのことをまったく知らなかった僕は、大型本屋の専門書階エントランスすぐに平積みにされたその表紙を見て、思わず興奮。 今となってみれば、その訳者は僕の好きな作家松浦寿輝。 どうりで、映画制作に関する随想録の範疇を飛び抜けて、良い意味で詩的に語りかけてくるわけだ、 と。 残念ながら、手に入れるにはいたらなかったけれど、 次、上京の折には。 再びの再会を願って。
by aji-kyuu
| 2009-05-20 19:14
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