スーパーで見つけたまるまると太ったイワシ。 ちょうど食欲も停滞気味のこの頃なので 酢で煮て、冷やして、畑の恵みたちと合わせてみました。 赤土+白化粧+長石釉 片口碗 ずっと以前から、思いはすれど上手く言葉に結べなかった事柄があったのだけれど、 先日読んでいた本にピタリくる文言に出逢った。 かねてから“安い”ものを選ぶことにすんなり飲み下せない違和感を覚えていた。 “安い”の裏側にある諸々を考えると、申し訳なさが首をもたげる。 とある本の中で 「経済で買う」か「思想で買う」か そう問われた時、僕は即答した。 経済的余裕を得た上での選択、なんていう前置きは無視して。 現実、経済力はまるで無い自分ではあるけれど 極力「思想」で買おうという意識は働いているようで、 端からすれば「なんでそこにカネかける?」なんてこともしばしば。 現行のシステムからしたら、そんな基軸でものを買うこと自体 錯誤的で、“得”をうるという意味において時流を逸してるのかもしれないけれど 本当はそうすべきだ、と多分誰もが気付いている。 僕は思想で買う。 思いと想いを買いたい。 翻って 僕は思想で作り、思想で売る。 だから お客さんが買うと決めてくれた時点、お金の介在する以前に、 僕のもの作りは完遂しているのだと思う。 どうやらこれが意外と理想論に終わらないようなのです。
by aji-kyuu
| 2009-07-14 21:21
| 考える
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