そういえば先日、無事に一つ歳を重ねることができました。
一年間、いろいろありました。 大なり小なり僕に関わって下さった方すべてのおかげで またこの一年も、「これまでで一番充実していたな」 と思えるものとなりました。 幸せ者です。 ただ、満足に腹一杯とはいかないものです。 もっともっと長く遠い先を見据えて、一日一日を積み重ねていかねばと胸に。 名前は忘れましたが、とある動物生態学者が 平均身長と体重をもとに“生物学的”寿命を割り出したところ 僕ら日本人のそれは26.3歳。 実際の平均寿命80歳超。 人間の寿命がこれだけ延びているのはひとえに外環境のおかげ、と。 ひとつは子供の死亡率を抑えられたこと。 もうひとつは近現代に入って、老人医療の発達がこの長寿をもたらした。 さて、これをどう捉えるか。 人間の知能をたたえるべきか。 自然に反した歳月を、その身を責めるべきか。 その当の老科学者自身、「それでも私はもっと生きたい」と。 切なる欲望。 気付けば僕も、その生物学的寿命に到達してしまったわけです。 ならば、ここから先は余生かと。 そう思えば、まだまだやれる。 まだまだ続けていられる。 短い生を文字どおり謳歌する 虫たちの音を窓の向こうに聴きながら、 そんなことを考えるこの頃です。
by aji-kyuu
| 2009-09-24 21:28
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