![]() 結局この日、昼過ぎまでしっかり降って 我が家の庭の多いところで40㎝積雪。 小雪舞う中、汗びっしょりで雪掻きをして、 なんとか道路までの道を確保しました。 今日は天気良く、 時折「ドサッ、ザザー」と屋根から雪崩落ちる音。 分かっていても、ギョッとする。 先週末から週アタマにかけたこの東海地方の大雪は平野部にも結構な雪を置いていったので、 それはもうあちこちで交通網が麻痺。 通行止め、渋滞、欠航、見合わせ、徐行運転。 都市部や主要道路ではくちゃくちゃに。 ちょっと滑稽にも映る光景がそこかしこで見られました。 なんだか妙な感じ。 余計耳に残る不協和音のような。 すでに高速回転している経済的な社会システム上では、誰しもが止まることを許されない? 雨が降ろうと雪が降ろうと、はたまた槍が降ろうとも、是が非でもプログラム通り動かさなければならない、といったどこか強迫観念めいた社会心理。 太刀打ちできようのないはずの自然からの皺寄せを「無茶」で繰り上げようとするがために、 追い込まれていく人。人人。 冷静になれば、「無理」とするよりほかないのに。 平常は必ず作ることができる 自然はきっと克服できる そんな虚妄が後ろに見え隠れします。 雪なら雪の日のやり過ごし方がある。 「春はあけぼの」「冬はつとめて」、 季節に合わせた生き方がある。 無理矢理引っ張り込むのじゃなくて、 むしろこちらから歩み寄る対し方。接し方。 実はそれは僕の器作りにも通底する基本姿勢。 自然にはかなわない、それが大前提。 仕事がはかどらない、それが冬というもの。 今日もそう言い聞かせて。
by aji-kyuu
| 2011-01-19 22:17
| 考える
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