しばらく前にここでもチラとご紹介させていただきましたが、
開催まで10日を切りましたのであらためてご案内です。 昨年の同じ時期に、愛知県瀬戸市湯之根町のギャラリーくれい主催で行われた「湯之根やきもの長屋まつり」。 ギャラリーの運営に携わっていた僕は、そのイベントの提案者として企画段階から深く関わってきました。 あれから一年。 その反省をふまえ、かつより意義のあるイベントを指向して新装した が間もなく開催されます。 ユノネホウボウ2011 —やきものとその周辺— 日時 : 2011年6月11日(土)、12日(日) 小雨決行 両日とも10時〜17時 会場 : 湯之根やきもの長屋敷地内 愛知県瀬戸市湯之根町68番地 内容 : 作家ごとの野外展示と販売(39組)、ワークショップ(2組)、飲食ブース(4組) 出展者の詳細などはオフィシャルブログサイトをご覧ください。 瀬戸だけでなく岐阜や、愛知常滑などホウボウの作家さんに出張いただきます。 若手が中心ではありますがベテラン勢もしっかり存在感をはなってくれるはずです。 今回実行委員代表を務めさせていただいている僕自身、初めてお目にかかる方も多く 作品を介してお話しできることが楽しみです。 また飲食ブースに、これまた素敵な面々が出店してくださいます。 朝から晩まで、まる二日でも飽きることはないだろう充実のラインナップ。 楽焼きやろくろの体験もございます。 ぜひぜひ皆様、お誘い合わせてお越しください。 今回のこのイベントはこれまでよりオープンな場でありたいとの思いから、 活動拠点としていたギャラリーくれいとは別動に今年の1月に実行委員を招集し、 お集りいただいた12名とアドバイザーと共に月一回のミーティングにて議論を重ね、 出展者を募るのはもちろん、書類の作成、広報活動など 文字通りいちから作家自身でのみ動き、進めてまいりました。 思いはただ、 瀬戸、多治見、常滑など、この東海地域の作家たちのより良い活動へのきっかけとなり、 ひいては、この地域のすべての生活者さんたちのより良い暮らしへの一助となる出逢いの場を提供したい。 と。 瀬戸には秋に恒例の大イベント「せともの祭り」があるのですが 規模があまりに大きすぎ、どこに何があって誰がいるのか未整理の感は否めなく また全国から多くの来場があるために、“一日ゆっくり”という回り方は難しい状況。 とりわけ近年では「廉売市」という旧来の体裁のために、参加する作家の志向と祭り運営側の意識とのギャップが内々に言われ続けていました。 もちろん「せともの祭り」はそれでいい。 器の“束”が並ぶ様は壮観だし、 山向こうに打ち上がる花火はやっぱり気持ちいい。 量販、作家、窯元、テキ屋が混沌と入り交じる場の異様なエネルギーも確かにある。 中高生の男子女子がそぞろ歩く陶器市もなんだかいい。 祭りは祭りで相応の役目があると思う。 でもそれだけで事足りる時代じゃない。 使う側、作る側とも求めているものは他にもあって‥ そんなこんなを思い考え、 普段はこもって、自分個人の意志で決め、動いている作り手達が 時間を合わせ、時に工面して、顔を突き合わせ、互いの意見に耳を傾け、 真剣に組み上げてきたイベントです。 この実行委員の思いと姿勢は、いつしか自然と周囲に伝わっていたようで これまでにもたくさんの方々の直接的間接的なご支援、ご協力をいただいております。 この場を借りて、御礼申し上げます。 そういった方々のご期待にも応えるため 残すところ一週間と少し、プロのイベンターではない僕らではありますが だからこそ、の魅力を最大限発揮できるよう精一杯の準備を(楽しんで!)していきます。 周囲のご興味ありそうな方へもご紹介のうえ 期待十分で初夏の瀬戸へお越しください。 満足な週末をすごせること、間違いありません。 どうぞよろしくお願いします。 ちなみに僕安達は、 普段の仕事の一番根底である“土作り”を見ていただけるような形の出展を企んでいます。 原料持ち込みます。 お楽しみに。
by aji-kyuu
| 2011-06-01 22:23
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