栃木県益子町でのすてきな企画に参加させていただきます。
![]() 「想いのカタチ」 展 陶ISM selection@益子 やさしい味を引き立てたくて おいしい笑顔に会いたくて 器は 料理は 幸せを想う人の手から 日ごと 生まれてゆく。 作家と料理家の 想いのカタチ。 器と写真で魅せる ほがらかな食卓の風景。 2011年9月3日(土)〜9月11日(日) 10:00〜17:00 会期中無休 やまに大塚・ギャラリー緑陶里 HP 〒321-4218 栃木県芳賀郡益子町城内坂88 企画/陶ISM(企画担当:寺村光輔) 出展作家/ 二階堂明弘 寺村光輔 安達健 伊藤千穂 兼行誠吾 北川チカ 鈴木美汐 苫米地正樹 八田亨 服部竜也 林拓児 前田直紀 宮澤有斗 料理家/山戸ユカ 1976年東京生まれ。身近な素材でおいしく作れる玄米菜食やアウトドア料理を得意とする。アウトドアユニット「noyama」としても活動中。 著書に『山戸家の野菜ごはん』、共著に『つながる外ごはん』など。 写真家/宮濱祐美子 1976年仙台生まれ。料理、インテリア、雑貨、旅を中心としたナチュラルで佇まいのある写真に定評がある。 雑誌「リンネル」、「Come home!」、「ナチュリラ」の他、料理やインテリアの書籍で活躍。 DM/田辺智子(デザイン) えなさいこ(文) 益子の作家、寺村光輔さんが長く温めてきたという企画。 地のやきものに根ざしたまっとうな器作りをされる方で、お人柄もそのものなのだけれど いつも目の奥には静かに、熱く滾るものがある。 益子の陶器市からのご縁で、そんな寺村さんにお誘いいただき、このたび参加します。 内容は正直とりたてて真新しい印象は受けないけれど、 あらためて今日まで、このための準備に関わってきて心から思うのは 食卓って本当に大切で有り難い場なのだ、ということ。 先日の、作品とともに展示される写真の撮影日。 自分の器にプロが盛り、撮影してくださるという願ってもない機会だったので遥々上京したわけですが、 あの日けして広くはない台所で、山戸さんが夏なのにむしろ心地良いくらいの熱気と湿気を放って繰り出し続けた料理の数々と、 その料理の盛られた姿に、場に、惚れ込むようにして、逃すことなくとどめておこうとシャッターを切り続けた宮濱さん。 「食卓」というところが文字どおり舞台となって(その日撮影はほぼすべて山戸家の食卓で行われた)、その上に二人の気持ちが集中していく様はとても刺激的で、 端から見ているだけでもいい経験となりました。 ああいった、空間と時間がともに充実して出現する場というのは、食の現場に限ってのものではないのかもしれませんが 「その時その素材に合わせて」という山戸さんの料理スタイルや、 フィルムにこだわって、なおかつ手持ちも多用した宮濱さんの姿勢を見るにつけ やっぱり、そうさせる食卓の魅力を思わずにはいられません。 輪郭の採りようがない様々な想いに、 一時的とはいえひとつのカタチを与える、その舞台。 日ごと生まれては消えゆく儚くも確かなその場に 器として役を得られることの幸せと 唯一形を失わず、在り続けるものとしての責任を 今一度感じながら、今回の展示会にのぞみます。 初日の9/3(土)は、遠方組も含め何人もの出展者が在廊予定。 山戸さん特製のドリンクも用意されるとか。 もちろん僕もその日一日会場におります。 お近くの方、そうでない方もどうぞよろしくお願いします。
by aji-kyuu
| 2011-08-25 01:40
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