まず最初は大事なお知らせ。
大阪Oogiさんでの個展は明日までということで、 僕も駆け付け、お店に立って皆様をお待ちする予定でありましたが どうやら台風直撃。 行ったはいいけれど戻れない、ということも考えられる予報が出てしまいましたので、 明日の在店はキャンセルとさせていただきました。 すでに予定を組んでくださっていた方々には、申し訳ありません。 僕も残念ですが、天気にはかないません。 どうぞご理解ください。 ただ、Oogiさん自身は明日も通常営業。 また、明日までだった個展会期も7日(日)まで延長していただけることとなりました。 本当に美味しいパンやキッシュなど、充実したカフェスペースも併設しておりますので、 あらためてご都合調整して、ぜひお出掛けください。 さて、大阪の会期延長で同時開催という体になりましたが 来週末から東京でも、個展です。 安達 健 陶器展 2012.10.6(sat)-15(mon)11:00-19:00 *会期中無休(最終日は16:00終了。) knulpAA gallery すべてが還るところの土に 手を突っ込み、掻き回し、捏ねくり、 そうして成る形を、火に焼き留める。 より美しきモノ、より良きモノを— 僕らは移ろう日々にあって、 そうした数多のモノに縁取られ暮らしている。 合わせて、knulpさんのバックスぺースを使っての場作りにも取り組みます。 美しいモノはいつまでも眺めていたいし 出来ればその形を変わる事なく留めていて欲しい。 大切なモノは壊れない様に仕舞っておきたいのが心情だけれど、 モノにとってみれば変わるきっかけを奪われて 迷惑な話なのかもしれない。 “形あるモノはすべて、いつか崩れる”と云うのは 日本人の美徳だけれど、 崩れる事が罪悪と、誰が云っただろう。 小林 真夕 + 安達 健 或る状況の展示 knulpAA stockyard 片やお店の陳列棚では、長石釉シリーズの新作を中心とした陶器の展示。 片や裏手のstockyardスペースでは、作られた“状況”の展示。 2つの展示の間にはその実いくらも距離がなく、 考えようによっては根を一つにした表裏のような、双頭のような。 企画を進めるにつれて、そういう思いにとらわれました。 僕の陶器作りは今も変わらず、 既に在る自然に手を入れ、脱構築せん という、ともすれば手前勝手な営み。 一方で「或る状況の展示」に流れる思想は ‥ とまあ、詳細をこれ以上述べるのはナンセンスな気もしてくるので、今日はここまで。 ともあれ、昨年同店でやはり個展をさせていただいた折り、 花器などに花木をしつらえてくださった小林真夕(有本)さんに話を持ち掛け、 数回のやり取りの中でおぼろげなかたちを描き、煮詰め、 あとはその時その場に委ねるよりない、そんな展示になるでしょう。 そしておそらくはこのstockyardに立ち上がる“状況”が きっと僕の陶器にも映り込み、より面白く見せてくれることでしょう。 さてどうなることか。 楽しみな展示会です。 【安達 健 在廊日】 10/6(土)、7(日)、8(月祝)、14(日)、15(月)
by aji-kyuu
| 2012-09-29 23:52
| 案内
|
Comments(0)
|
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
タグ
フォロー中のブログ
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||