隣家の柿も大分色付いてきました。
夕暮れの冷めた空気に混じる、田畑を焼く煙の匂いの奥に 冬の気配すら感じるこのところ。 水道水に、手がハッとさせられることも多くなってきました。 今年ももうふた月か。 そんな季節恒例の、イベント出店です。 益子秋の陶器市 2012.11/1(木)〜5(月) 栃木県益子町市街地周辺 観光協会HP メインストリートから始まって、果てはどこまでだか分からない、様々な会場に渡る大規模な陶器市です。 作家もの陶磁器はもちろん、窯もの、木工品、テキスタイル、ガラスなどなど あらゆるものが作り手から直接購入できるイベントです。 僕が出店させていただくのは、多分陶器市中で最も高度のある、丘の上のそのまた上。 陶芸メッセ・益子遺跡広場です。 駅から歩いて、城内坂の中程を左に折れ、坂を登って、さらに急な階段を。 上り切ったら左手。 広葉樹が取り囲み、芝の広がる(むしろこの時期は落葉か?)スペースに50〜60軒のテントが並びます。 遺跡広場は地元の比較的若手の作家さんや、遠方からの作家、木工家さんも多い、 小さなクラフトフェアのような雰囲気で、 芝生に休みにくる家族連れや、気兼ねなく走り回りたい子供たちも集まる どこか長閑な広場。 何よりこの季節楽しみなのは、この場所からの眺め。 高い空にのびる雲。 遠くの山々の、深まっていく秋色。 喧騒を眼下に、気分はピクニック。 僕などはそんな心持ちで、 今回もまた益子の山野辺彩さんのお隣テントです。 定番の器たちに加えて、 関東圏ではおよそ一年振りの野焼シリーズをいくらか持ち込もうと考えています。 今秋は平日が多い日程なので、よりゆったりした陶器市になるのかな。 澄んだ空気と、心くすぐる刺激を目一杯吸い込みに、 秋の益子へ。
by aji-kyuu
| 2012-10-27 21:58
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