少し間を空けてしまいましたが、
今週頭の9/30、東京石神井knulpAAさんで開催しておりました個展が終了しました。 お越しいただきました皆様、ありがとうございました。 今回はお店の移転リニューアルオープン、ということもあって 本当にたくさんのお客さまにいらしていただきました。 場所が変われどknulpでは3度目の個展。 会いに来てくださる方、器をリピートしに来てくださる方、お使いの僕の器の“今”をお知らせくださる方。 ひと所で発表を続ける意義とはこういうことなんだと腑に落ちました。 そして、なんだろうか 同じ時間を重ねてきていることの幸福を感じずにはいられませんでした。 店主の町田さんはこの地で10年。 うち僕のご一緒したのはたかだか2年半ほどではありますが、 それなりにいろいろと言葉を交わし、僕の「やりたい」物事を受け止めてきてくださいました。 正面から打ち返してくるでもなく、さらさら流すようでもなく、 しなやかに、丸みを帯びたかたちでもって差し出してくださるような、 そういったお店でありご主人が、そういった仕草でのコミュニケーションを処々方々と重ねてきた結果としての 緩やかに集う場が、移転してもなお 否、むしろスペースがリセットされたからなおさら、物理的空間を越えたところに確かに立ち上がっているという感覚を、感触をしかと得ることができた今回でした。 建築家である弟さんと作られたお店の設えそれ自体にもすでにそれが十二分に表現されていて、 今後ここに何が集い、誰が去り、何が生まれ消えるのか 過去にも未来にもありとあらゆる物語を含んでいながらにして、まるで予兆されていないようなたゆたいもいまだ残す。 このお店のような器を、僕は作っていきたかったのかなと、 今思えばあまりに符合していた今回のDMに寄せた文章を、自分自身あらためて噛み締めています。 さて、所変わって今日より岐阜で開催している「トナリにうつわを 安達健陶器展」。 初日でしたので、一日在店させていただき せっかくだからと、会期中の特別ランチメニューをいただきました。 (詳しくはトナリ&notariさんのブログで。) これが本当に美味しい! しっとり、ほんのり甘辛い栗ご飯に 酸味のある豆味噌の豚汁。 焼いただけ、揚げただけでこんなにも豊かなお惣菜。 コリコリ止まらない漬けもの。 そしてほろほろの栗餡どらやき。 ごくごく普通のお昼ご飯とさして変わらないはずが‥ 風景とも相まって、あまりに美味しいもんだから 思わずここに記しました。 このお昼を食べにだけでも、ぜひ。 展示会について、詳細はこちら。 ![]()
by aji-kyuu
| 2013-10-04 23:15
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