ようやく、ようやくにして夏の終わりが、
暑さの底が見えてきました。 蝉から虫へと宵に受け渡される、そんな初秋の音。 一方で秋といえば、食の楽しい季節。 夏の青臭く張り詰めたものとは違った、しっとりたわみと甘みを含んだ野菜たちが顔を見せ始めました。 そうした、これからの実りの季節をさらに楽しむために、今年もイベントを企画しました。 盛る楽しさをつたえるお話とお食事の会 日時:2018年9月8日(土) 17時〜19時 会場:たべものやITOHEN(練馬区石神井町2-13-5) 【参加費】 4,500円 【お申込先】 knulpAA URL:www.knulp-a1.com/knulpgg/ メール:info@knulp-a1.com 電話:03-3996-8533 *参加者のお名前、人数、ご連絡先を明記してください。 ←席数残りわずかです! 第一部 《お話会》 二人の陶芸家 安達健さんと田中大喜さんによる普段の食卓が少し楽しくなるトークイベント。 作家ものの器の扱い方や楽しみ方。向付という器をテーマにうつわ作家から見る「盛ること」についてお話します。 第二部 《お食事会》 普段ワンプレートランチを提供しているITOHENが、安達健さんと田中大喜さんのうつわに合わせて仕立て直した易しい懐石膳をご提供します。 企画主である僕安達が、このイベントに際して寄せた言葉です。 食器はお料理をつつがなくいただくための道具ではあるけれど、 その実、当の空間や時間を彩る大切な役回りをも果たします。 日頃代わり映えのしないお料理を、時節、場所、相手に合わせいかようにも変じその場を演出してくれます。 そうした器の演出性に着目すると、食卓がさらに豊かな舞台となるはず。 「暮らすこと」とはなにも生活を理に沿わすだけに向かうものではありません。 日々の中にあるゆらぎ、生活の機微をこそ慈しむ。 するといっそう「暮らすこと」は「生きること」になるように思うのです。 本会では、そういった食器の在り方を、食器の作家であるとともに器づかいでもある二人の意識から掘り出し、 そこへ”いつものおかず”ITOHENのお料理をトレースすることで 食の場の明日、日常のまた一つ向こうを指し示したいと思っています。 ![]()
by aji-kyuu
| 2018-08-29 22:50
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