にっぽんの暮らし 展 2019 〜お酒をたのしむうつわ〜 2018.12.27thu - 2019.1.6sun (会期中無休) 11:00-19:00 (12/31,1/1-2は18:00迄) ◆会場 代官山T-SITE GARDEN GALLERY (東京都渋谷区) ◆企画協力 うつわ謙心 安達健(陶)/安西淳(漆)/池田麻人(磁)/岡崎慧佑(陶) 片瀬和宏(陶)/岳中爽果(陶磁)/森本仁(陶)/望月万里(陶) 今年も残すところひと月切りました。 毎年恐ろしく増すスピードではありますが、実のところ全く同じ間隔で刻まれるこの年の変わり目。 ここ数年はこの企画と共に過ごさせていただいています。 昨年企画に引き続き、テーマは「酒器」。 世界中に数ある酒の中でも、日本のお酒「日本酒」はその周縁のものごと含め、 とても特異なもののような気がしています。 一言に日本酒と言えど、千差万別。その幅はともするとどこまでも。 味わい、香り、舌ざわり、アルコールの度数などはもちろん、 どう飲むか、いやどう注ぐか、 温度は?器は? 正直面倒なくらいに、気になる要素が細かに多過ぎて それゆえいつまで経っても不定形。常につかみきることができない、 そんな、酒。 だからこそ古来より人は日本酒に神を見、夢を見、それで遊び、それに溺れた。 一方で、その日本酒をいただくことそのものも、 儀式の場では神とのコミュニケーションであったり 宴会の場では仲間とのコミュニケーションであったり はたしてきたツールとしての役割もまた、唯一無二な特殊性を負っていたわけで 結果、今もって和文化の到るところにそのにおいを嗅ぎとることができるのです。 そんな深遠で、また濃密なお酒の文化の一端を、器の立場から担いたくて この数年、時に自身で、時に勉強会の中で、少しずつ少しずつ学びを得、積んできました。 その成果をどこまで発信できるかは分かりませんが、 少なくともこの気概だけはご覧いただけるものとなりそうです。 日本酒のための器。 そこに特化した展示会です。 会場となる代官山T-SITEさんGARDEN GALLERYでは我々のほか、プロダクトもの雑貨や食品などを集め 「にっぽんの暮らし」と題された催事が大々的に開催されます。 年末年始という気忙しい頃ではありながら、 もちろんマニアックな雑誌や専門書も揃う蔦屋さんでもありますので 一日をゆったり過ごすにはむしろもってこいな場所だと思います。 安達は初日27(木)、年明け5(土)、6(日)の三日間在店して、 その場でもって酒器のあれこれをお話ししたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
by aji-kyuu
| 2018-12-11 21:00
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