2010年 10月 27日 ( 2 )
四年目の益子の秋
岐阜は昨日から急に冷え込んできました。
皆さんの住むところはいかがでしょうか。


この時期寒さを感じて気になるのは、栃木の様子。
益子の気温が気掛かりです。

もう一週間もすれば恒例の益子陶器市
出店のために滞在する現地での寝床はたいてい車。
毛布や寝袋を総動員してしのぐのです。



秋の益子陶器市
11/3(水・祝)〜7(日)朝10時頃から日暮れまで
栃木県益子町一帯



僕は今回も陶芸メッセ・益子内の遺跡広場にテントを出します。
春に引き続き、独特な絵付け食器を作る山野辺彩さんとスペースをシェアして。


b0156116_22404580.jpgご要望の多かった白化粧の土瓶をいくつか
持って行けそうですし、
新作も少々お見せできるかと思います。


ぜひぜひテントを探し当ててください。




写真は我が家で使っている土瓶。
把手は真鍮を曲げて、焼いて、作っています。


お茶を入れておくだけに、使用による色変化は結構なもの。
いつも以上の気遣いを。



この季節の益子は紅葉からして見応えありますし、
その山の幸が溢れています。

きのこなど美味しいお店も多く、温泉も近く。
小旅行にうってつけ。

ぜひお越しください。
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by aji-kyuu | 2010-10-27 23:52 | 案内 | Comments(0)
秋から冬へ
実はここ一週間、ほとんど家を空けっぱなしで
お隣の愛知県は瀬戸市に滞在していました。

といってもいつもの、仲間と運営しているギャラリー関連の仕事のためではなく
2件の「窯焚き」手伝いのため。

いわゆる薪窯の焚き手として。


夏の暑さが引き、冬の寒さが訪れる直前のこの時期、
やきものの業界では窯焚きのシーズン。
薪を燃料にする場合は、外気温や湿度が少なからず影響してくるため本来冬が最も適した季節なのですが
構造上屋外に建てられているために、その寒さには体がかなわない。
ということから、多くの薪窯には春や秋に火が入ります。

昼夜問わず3〜4日火を絶やさないのが一般的なので
大抵は数人がシフトを組んで焚きにあたります。


そんなこんなの事情で、10月にもなるとどこかしこも人手が必要となるわけで‥

普段から「薪窯志向」を公言している僕は、有り難いことに方々から声を掛けていただくことになって
先月末を始めにしてこれまで4件の窯にお誘いいただき、都合がついた2つの窯に参加してきました。


薪窯というものは400年以上前からおよその構造に変化はないものの、
窯のつくりの違いが即、焼き上がりの違いとなることから
それぞれ独自の細かな工夫がされていて、窯によっても作家によっても皆微妙に異なる焚き方をするものです。
だから、まだ自分の“薪”窯というものを持てない僕のような者にはひと焚きひと焚きが本当に勉強になり、経験として蓄積されていきます。

かれこれ5、6基の窯、回数にして10回程度の薪焚きを体感してきたことになるでしょうか。

とりわけ今回、最初から最後まで張り付かせていただいた窯は、
焚いているうちに、自分の理想とする窯に限りなく近いと知れて
収穫が多かった。


いつもお誘いくださる先輩、大先輩方には感謝しきりです。




これまでのそういった経験をそろそろ形にせねば、と
強く思う秋です。




【今後の予定】

益子 秋の陶器市  11/3(水・祝)〜7(日)  栃木県益子町    出店
冬の食卓 展  11/6(土)〜12/6(月)  愛知県瀬戸市 ギャラリーくれい   出展

いずれも詳細は後日。

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by aji-kyuu | 2010-10-27 01:41 | 考える | Comments(0)