季節の愉しみ
すっかり朝明けが遅くなり、ともに日暮れは早くなり
ゆく足速い秋の深まりには毎年身体が戸惑いますが
食においてはまた違った深まりに心躍ります。

ホットコーヒー、熱い緑茶、ヴァンショー。
美味しくなるあたたかな飲み物に、気の利いた甘味。
昨年に引き続き、今年もデパートにてこの展示会の季節です。


甘味をたのしむうつわ展

2018.10.24(wed) - 30(tue)
全館営業時間 10:30 - 20:00

会場 : 銀座三越7階 リミックススタイル
企画 :
うつわ謙心
出展 : 安達健(陶)/岡崎慧佑(陶)/岳中爽果(磁)/前田直紀(磁)/加藤育子(木)
甘味 : 井上茶寮/和三盆恵菓




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企画主と作家側参加メンバーは毎年恒例。
すでに5年以上のお付き合いですが
甘味のお二方とは初めてご一緒します。

井上茶寮さんはカヌレ羊羹、和三盆恵菓さんは和三盆糖のらくがんなどを出品くださいます。
我々はそれらに見合う器を、それぞれの色でもって今年も用意します。

小皿、豆皿はもちろん、ボウル、プレート、そして携帯用の小さな菓子入れ「振出(ふりだし)」。
ご期待ください。


会場は僕にしては珍しいデパート。
しかも銀座ですので、諸々のご用事と合わせて、ぜひお立ち寄りください。

なお、安達は24(水)、27(土)、28(日)三日間のみ在店しています。
どうぞよろしくお願いします。



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# by aji-kyuu | 2018-10-16 22:50 | 案内 | Comments(0)
年の移りにめがけて
秋が深まってきました。

海や森は夏の色から一気に秋を帯びてきています。
谷では日暮れも早くなり、虫の音も遠く少し寂しさが漂います。

気付けば2018年も残すところ3ヶ月と。
恐ろしいですね。

そんなこんなで年末にかけてのスケジュールにいくらか加わっています。
HPの 予定 からご覧ください。

夏は夏なりに、秋は秋なりに、
そして冬は冬なりに、その楽しみ方がありますね。
その傍らに陶器をぜひ。


よろしくお願いします。




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# by aji-kyuu | 2018-10-12 10:39 | 案内 | Comments(0)
食べる楽しみ、盛る楽しみ
早くも一週間が経ちまして、ようやく引いて見ることができてきたような気がします。
先日、年一度の個展でお世話になっている街、石神井公園にて開催したイベント
「盛る楽しさをつたえるお話とお食事の会」が無事終了しました。
お運びくださいました皆様、ありがとうございました。

展示会で伝えたかった「器を使う」という楽しみを、よりじっくり、目に見える形で表現しようと昨年始めたこのプロジェクト。
2回目となった今回は僕の他に田中大喜さんという作家さんを招いて、
その二人の器に、お馴染みたべものやITOHENさんのお料理を盛り付け、
機能性の陰に隠れがちな、器の演出性にスポットを当てました。

日々の生活に合理性が必須なのは言うまでもないことですが、
たまにふと一息つくように、日常に段落を踏む、食卓にアクセントを放り込む、
それは時に手間や面倒をかけることになるのだけれど
だからこそ生まれる精神の豊かさ、心の余裕、
翻って、日常への丁寧なまなざし。
そこに、より良く暮らすよすががあるように思っています。

そんなことがこの会にて伝わっていれば幸いです。


当日ご参加いただいた器継ぎ亜沙さんが今回の様子をスライドショウにまとめてくださいました。
ご興味ありましたらぜひご覧ください。

スライドショウ


亜沙さんは欠けたり割れたりした陶磁器などを漆を用いた技法でお直しする方。
古くからある「繕う」という思想を今に伝えています。

大切な器が可哀想な状態で眠っているという方は、ぜひご相談してみると良いと思います。
もとの通りどころか、新たな魅力も加わってさらに愛着が持てるものと育つはずです。


さて、石神井公園knulpAAさんで開催中の個展も会期中盤となります。
年一回きりの東京個展。
ものにより完売も出てきておりますので、お選びになりたい方はお早めにお越しください。

よろしくお願いします。



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# by aji-kyuu | 2018-09-16 21:28 | 考える | Comments(0)
仕舞われたその姿
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安達 健 陶器展

2018.9.15(sat) - 24(mon)
11:00 - 19:00
knulpAA gallery(東京都練馬区)

*19(wed)休み
*最終日は16:00終了




 これほどに長く濃密な一年があったでしょうか。
僕の身体に著しい変化はなかったものの、僕を取り巻く生活環境には
全く異なる状況が生まれ、新しい種々様々が到来しました。
 そんな中、思いのほか転換なく調整程度に刻んできた制作のリズムと
相も変わらない工程、仕上がってくる陶器の一見してなんらの違いも見当たらない有様に
幾分ギャップを感じつつ、本展に向かいます。

 ともあれ間違いなくターニングポイントとなる本年knulp展。
ここ数年力を入れてきた「ちょっといい日」の器たちに加え
7年前にここで発表し始めた頃の心持ちを思い返しながら、
日々に親しい器たちを意識して揃えようと考えています。

 ここに何かが映るのだろうか。
knulpに並んだ時、進化でも退化でもない、微かな変化が
見えてくるのかもしれません。


安達在廊日
9/15,16,17,21,22,23,24


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 気のおけない友人たちと我が家での食事。
棚に重なるすがたのまま真ん中に積んで、「すきにとってー」。
方々手が伸びて取り分ければ、テーブルは途端華やぎ
場に和やかな団欒が始まる。


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 大切なあなたと今日も向かう食事。
箱から持ち出してきて二人の間に銘々すえると、「今日は何の日?」。
今日はね、で始まる会話に、わずかばかりの緊張感。
いつもと違う、ただそれだけで運びだす快い時間。





cooked by ITOHEN photographed by TAKEHANA Yasushi written by ADACHI Takeshi



★9/3 追記★
下記事『盛る楽しさを伝えるお話とお食事の会』、ご予約にキャンセルが出ました。
数席空きましたので、この機会にぜひ!

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# by aji-kyuu | 2018-09-03 01:02 | 案内 | Comments(0)
食を楽しむために
ようやく、ようやくにして夏の終わりが、
暑さの底が見えてきました。

蝉から虫へと宵に受け渡される、そんな初秋の音。
一方で秋といえば、食の楽しい季節。
夏の青臭く張り詰めたものとは違った、しっとりたわみと甘みを含んだ野菜たちが顔を見せ始めました。

そうした、これからの実りの季節をさらに楽しむために、今年もイベントを企画しました。



盛る楽しさをつたえるお話とお食事の会

日時:2018年9月8日(土) 17時〜19時

会場:たべものやITOHEN(練馬区石神井町2-13-5)


【参加費】
4,500円

【お申込先】
knulpAA
URL:www.knulp-a1.com/knulpgg/
メール:info@knulp-a1.com
電話:03-3996-8533
*参加者のお名前、人数、ご連絡先を明記してください。 
 ←席数残りわずかです!


第一部 《お話会》
二人の陶芸家 安達健さんと田中大喜さんによる普段の食卓が少し楽しくなるトークイベント。
作家ものの器の扱い方や楽しみ方。向付という器をテーマにうつわ作家から見る「盛ること」についてお話します。

第二部 《お食事会》
普段ワンプレートランチを提供しているITOHENが、安達健さんと田中大喜さんのうつわに合わせて仕立て直した易しい懐石膳をご提供します。



企画主である僕安達が、このイベントに際して寄せた言葉です。


 食器はお料理をつつがなくいただくための道具ではあるけれど、
その実、当の空間や時間を彩る大切な役回りをも果たします。
日頃代わり映えのしないお料理を、時節、場所、相手に合わせいかようにも変じその場を演出してくれます。
そうした器の演出性に着目すると、食卓がさらに豊かな舞台となるはず。
 「暮らすこと」とはなにも生活を理に沿わすだけに向かうものではありません。
日々の中にあるゆらぎ、生活の機微をこそ慈しむ。
するといっそう「暮らすこと」は「生きること」になるように思うのです。
 本会では、そういった食器の在り方を、食器の作家であるとともに器づかいでもある二人の意識から掘り出し、
そこへ”いつものおかず”ITOHENのお料理をトレースすることで
食の場の明日、日常のまた一つ向こうを指し示したいと思っています。




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# by aji-kyuu | 2018-08-29 22:50 | 案内 | Comments(0)